サンサ・スターク
スターク家の長女。当初は王の手として王都へ上った父に付き従い、ジョフリーの婚約者として未来の王妃になる予定だった。
ただ、父が謀反人としてとらえられ、助命を願うも聞き入れられず、王位を継ぐことで残虐さをましていくジョフリーに虐げられ、婚約は破談となる。
その後も王都でとらわれていたが、タイレル家の王女とジョフリーの婚礼の席で彼が暗殺されると、嫌疑がかかることを恐れ逃走。ピーター・ベイリッシュの手引きで谷間のアリン家でかくまわれ、そのご北部へ帰還しラムジー・ボルトンと結婚する。結婚後ラムジーの異常な凶暴さ、残虐さに気がつき、シオンとともに逃走。
その後、ブライエニーらの助けを借りながらジョンスノウのいる黒の城へたどり着き、ボルトンへの復讐を誓う。野人とモーモント家などいまだにスターク家に忠誠を誓う諸侯をあつめ、ボルトン家の居城となっていたウィンターフェルにジョンスノウとともに進軍。
ジョンスノウが劣勢になるも彼女が救援を要請した谷間の諸侯が駆け付け、ボルトン家を圧倒。ラムジーを捕虜とし、彼の猟犬に生きたまま食わせるという形で復讐を遂げる。
感想
王都にいた頃は、夢見がちな貴族のお嬢さんだったが、ジョフリーにいたぶれれ、逃げ出した先でピーターによって再びラムジーに引き渡され、利用されっぱなしの現状のなかでしたたかさを身につけていく姿が印象的です。シーズン6で存命中のスターク家のなかでは庶子のジョンスノウを除けばいちばん年長。