冲方丁「12人の死にたい子どもたち」のネタバレ含む感想

冲方丁さんの「12人の死にたい子どもたち」のネタバレを含む感想です。橋本環奈さんらが主演されて映画化もされています。

現在はカバーが映画版にくるみ替えをされておりますが、私が最初に書店で見かけたときは、こちらの表紙でした。watabokuさんというイラストレーターさんが手掛けられた表紙のミステリアスな少女(なのか少年なのか)のたたずまいに惹かれて「いつか読まねば」と思っていたら、映画版が発表されてくるみ替え、されてしまったので「残念」と思っていたのですが、最近書店で手に取ったら、二重の表紙だったようで、一枚めくれば、watabokuさんのイラストの表紙そのまま。ちょうど仕事の区切りもよかったので、さっそく購入。半日くらいで読了しまし

さて、肝心のあらすじですが、wikiさんによると以下のとおり。

廃病院に集まった12人の子供たち、彼らの目的は安楽死をすること。しかし、彼らが集まった地下の一室では、いるはずのない13人めの少年が先に眠りについていた。 自分たちの中に13人めを殺した犯人がいる可能性があり、このまま安楽死を実行すれば自分たち全員が犯人扱いされる恐れがある。このまま計画を実行すべきか、13人めの正体を解明すべきか。彼らはこの集いのルールである「全員一致」にのっとり、多数決をとりながら議論を進めていく。

wiki

それぞれの事情を抱え、安楽死を実行するために集まった12人の子どもたちが、思わぬ先客がいたことで、一端自殺をストップし、その謎の13番目について議論をしていく、というストーリーです。

以下、ネタバレを含む感想になりますので、未読の方はぜひ一読されてからご覧ください。また、映画版は未視聴ですが、オチとしてはそう変わらないと思いますので、こちらもこれから劇場に足を運ばれる方は、ご遠慮ください。

関連記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク