モノ好きの人生論:それは不便か欲望か~期待値以上のお金は使わないコツ

モノ好きなので、いろいろ散財もしますが、使わないところもきっちりあったりします。よく言われることですが、自分が期待する価値以上のお金は払わないというのが基本原則。例えばどういうことかというとプリンターを新しく買わない。インクも純正を使わない、といったこと。

キヤノン様には申し訳ないのですが、プリンターの純正インクを買わなくなって久しく。サードパーティの詰め替えインクを使わせていただいておりました。残量はわからなくなるし、プリントのクオリティは下がるので、写真を印刷したり、綺麗に何かを印字したいという場合には全くお勧めしませんが、私の場合は、何かの申し込み控えなどをデジタルデータだけでなくバックアップしておきたいときに印字するだけなので、モノクロさえ印刷できればOK。本当はネットワークプリントでも利用すればさらに経済的なのでしょうが、わざわざコンビニまで出向くことと秤にかけて、プリンターを使っておりました。ちなみにこのプリンターも確か3000円くらいで買ったものです。

モノクロの詰め替えインクは900円くらいですが、5年以上これでつぎ足しているはずです。使えるうちはまだまだ使う、私がプリンタに期待する価値を考えたら、それで十分。純正インクだったり、多機能なプリンターを持つ必要は全然ありません。字さえ印字出来て読めればOK。

小さな話ですが、自分はこのものに何を期待するのか、どこまでを期待するのかを決めておけば、それ以上にお金を使うことを抑制できます。それがないと「いいものはいいし、いいものは高い」ということでなんでもいいもの、高いものが欲しくなってしまうのが人間。最近も、ちょっと新しいルーターが欲しくなったのですが(いまのルーター10年くらいつかってますから)、よく考えると、現状の通信速度にも不満はありませんし、壊れたわけでもない。もちろん、毎日のことですから通信環境が良くなれば、生産性は上がるかもしれませんが、現状体感で不満があるわけではいので、この支出は「価値よいうよりも欲」に近い支出だなと思ってやり過ごすことができました。

ルーターも調べだすといいものはたくさんあり、2万くらいすぐ飛んで行ってしまいます。でも今持っているものが期待する価値を提供してくれているのであれば、そこには使わず、積み立てNisaでもした方が将来的にはリターンが大きいでしょう。自分が欲しいと思ったとき、いま感じているのが不便なのか欲なのかというのは考えてみるといいでしょう。

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