新海監督「天気の子」ネタバレなし 感想、いや、本田翼さん全然よかった問題

新海誠監督の「天気の子」、ネタバレ含む感想は、以下に書きましたが、ネタバレなしでも書けること、書いておきたいことをつらつらといこうと思います。

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まず、本田翼さんがいい!

これに尽きます。前評判で、酷評されていたので、これいかに、と思って身構えていたのですが、噂の「君のそおーつぉーのとおりだよ!」もまったく違和感なく。夏美さんというさばさばしながらも主人公を優しく見守る姉さんの雰囲気を見事に表現されていました。これがじつによかった。十点!

凪先輩がよかった!

凪はヒロイン陽菜の弟。小学生ながら、主人公の帆高が舌を巻くほどの恋愛巧者。おもわず年上の帆高が、先輩って読んでいいっすか?ときき、弟子入りを所望するほど。その実はお姉ちゃん子で、陽菜をとても慕っている。そこがまたいい!十点!

ちなみに、帆高がソードアートオンラインのキリトに似ていることもあり?女子っぽい見た目の凪先輩を、キリトの妹、直葉に似ているとする声もネットでは上がっていますね。

フェリー描写よし!

新海監督といえば、秒速五センチメートルのエピソード、コスモナウトで、種子島を魅力的に描いてくれましたが、今回の帆高は島からの家出少年。小笠原辺りでしょうか、東京からフェリーで結ばれた島からのフェリーで家出してきます。そのときの波を分けて進むフェリーの描写がまた美しい。島に行きたくなってしまう。島好きとしては!十点!

聖地巡礼はいまがチャンス!

作中で登場する代々木の廃ビル、これは実際に存在する代々木会館がモチーフといわれています。既に閉鎖されて取り壊し予定とのことなのですが、じつに趣のある外観。公開から間もないのですが、すでに聖地巡礼とおぼしき方々がちらほら。こうして、ゆかりの地をめぐる新海作品の楽しさも健在!十点!

ほんとに小栗旬!?須賀さんよし!

東京に向かうフェリーで突然の異常気象で海に投げ出されそうになった帆高を救った須賀圭介。彼は東京で小さな編集プロダクションを経営しており、姪の夏美につぐ三人目の社員として家出少年帆高を受け入れる。彼がまたいい味を出している。妻と死別し、娘と離れる暮らしのなかで、境遇の似た帆高を受け入れる優しさや、大人としてのけじめ、つっぱしる帆高の理解者としての立ち位置だけではおさまらない名脇役として、本作に深みを与えます。その声優が小栗旬さんということなのですが、まったくの違和感なし。すごい!十点!


そんなこんなでまだまだかけそうですが、人もよう、とくに回りの大人の魅力やストレートな展開、美しい描写から、私としては君の名は。以上と押したい天気の子、これはBlu-rayでたらかいますね。

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