おはようございます。今日は日曜日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。日曜日は待ちに待った週末（週休２日の方はということですが）ともいえますが、さりとて土曜日ほどの高揚感もなく、月曜日を考えるとちょっと憂鬱という方もいるかもしれません。
土曜日ほどの解放感もなく、月曜日を考えるとあまり無理もできない、日曜日。
そんな日曜日の過ごし方について今日は考えてみたいと思います。
身体を休める土曜日、自分に正直になる日曜日
日曜日をどう過ごすかを考えるうえで、土曜日を外すことはできません。土曜日には日曜日と違って、翌日も休日という解放感があり、羽目を外したり外出したりいっぱい遊ぶのは土曜日、というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ここで土曜日に楽しいことを詰め込んでしまうと、日曜日には疲れがたまって、翌日の月曜日を思って憂鬱になってしまう。私のおすすめは土曜は身体を休めること、「やるべきことをやる」ことに使うことです。
そんなやるべきことをやるなんて、仕事じゃないんだから、と思う方もいるかもしれません。たしかに、平日はずっと仕事です。会社で果たすべき役割や責任をきっちりこなし、待ちに待った休日、何もかも縛られず、やりたいことをしたい、というのもわかります。
でも、まってください。自分の生活のなかで会社以外の部分、プライベートの部分でやるべきことはないでしょうか。家族がいれば家族に頼まれている用事を済ませたり、副業をしている人であれば副業をこなす。単身者でも公的な手続きもあるかもしれません。
また、平日のうちに「あ、あれやらなきゃ」とか「あ、ここちょっと不便だな」と思ったことがあるのではないでしょうか。それらを書き留めておき、調べたり、手続きをしたり、考えたり、最終的に購入を考えたり。そういった「やった方がいいこと」をガンガンこなしていくのにおすすめなのが土曜日なのです。
もちろん、疲れていれば朝はゆっくり寝てもかまいませんし、体を休めることが大切です。
そうして自分がひかかっている「やるべきこと」を土曜日にやってしまうことで、自分のなかで「やるべきことはやった」という達成感をもって日曜日を迎えることができるのです。
日曜日は欲に正直に
このブログでは、不便と欲について何度かお伝えしていますが、基本的に自分が投下するものが不便を解消するためのものなのか、欲を満たすためのものなのか、よく考えて時間とお金を使うことがとても大切です。
継続して感じる不便を解消するためにお金を使う、時間を使って改善する。こういったことをすると、そこで得られた効果や価値は、日常生活のなかで継続的に感じられる「よい改善」「よい投資」になります。
しかし、欲は、一瞬高まって、解消する寸前が一番心地よいという性質があるため一瞬は満たされるのですが、解消してしまうとその快感は継続して続きません。長くても数日くらいでその喜びはなくなってしまいます。
しかし、その一瞬の快感は、不便の解消では得られない楽しさがあり、これも人生に大切なスパイスだと私は思っています。要はバランスですね。
そして日曜日は、適度にその欲を満たすことを自分に許す曜日です。映画を観たり、エンタメ方面の本を読んだり、YouTubeで動画をみたり、好き勝手にイラストを描いたり基本的に何をしてもOK。もちろん家族の用事や仕事の都合で毎週の日曜日の時間を自分の好き勝手に使えるわけではありません。
しかし、自分の力が及ぶ範囲でスケジューリングできるのであれば、日曜はやりたいことやると決めると、予定を組むときに迷いが少なくなります。やるべきことは土曜日までにしっかりやって、日曜日は自分のなかの欲に正直になる。そうすることで、日曜日が楽しみになり、土曜日の特別感と拮抗し、月曜日の憂鬱に対抗できるプレミアムな曜日にすることができると私は考えてやっています。
もちろん、欲に正直になるからといって、それをすべてお金で叶えることをお勧めしているわけではありませんのでご注意を。私のおすすめは日曜日に散在していい予算を決めておくことです。一冊好きな本を買う、１食好きなものを食べる、やるべきことについてはいったん忘れる。
土曜日にやることをやっているからこそ、日曜日をおもきり楽しめる。やるべきことを忘れていいと自分を許せる。
明日になれば忘れてしまうような贅沢（時間も含め）を自分に許すことができる曜日。日曜日をそういう自分に正直な曜日と決めることで、毎週のスケジューリングが考えやすくなり、満足度もあがってきます。もちろん、個人の生活によっていろいろな制約などはあると思いますが、曜日の用途を決めるスケジューリング、参考にしていただければ幸いです。
