それでもいまだに雑誌を買ってしまう理由

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世界を広げてくれる雑誌

雑誌もだいぶ手放してしまいましたが、特集によってはまだ買う雑誌というものあります。その一つがヘイルメリーマガジン。年代的には自分の実年齢よりも10歳、下手すると20歳くらい上向けの雑誌なのですが、単なるモノマガジンというわけではなく、編集部、というよりは編集長独自の価値観が誌面に強く打ち出されているところが好きで購入しています。

編集長の顔が見える雑誌

編集長の顔が見える雑誌というのは、昔は結構あったように思います。

有名なところでは、週刊プレイボーイの島地勝彦さん。かつてのモデルグラフィックスのあさのまさひこさん、マックパワーの高橋さん。あ、そうです、暮らしの手帳で少し前まで編集長を務めていた松浦弥太郎さんも顔の見える編集長でした。

そして、このヘイルメリーマガジンの小野里稔編集長。

編集長の顔が見える雑誌は特集のエッジが立っているのが読んでいてわかります。そのほかの、広告をとるために都合のいい並びで記事をつくりました、という感じの雑誌には、編集長雑誌にある「あく」がないのです。

わがままなところがあったほうが、人間は面白いというところでしょうか。

ヘイルメリーマガジン11月号「知的不良のためのギアブック」

今回のヘイルメリーマガジンも、言ってしまえばモノカタログなのですが。それを同雑誌が推す「知的不良」というコンセプトのもとで11の「武装」に分類して掲載しています。

・山武装

・水武装

・居武装

・街武装

・庭武装

・擬武装

・食武装

・車武装

・知武装

・奏武装

・藍武装

面白いですよね。やっぱり。

擬武装なんて、なにかと思ったら、迷彩柄の服や靴、カメラなどのギアが並んでいました。普通の雑誌ではまずない切り口。これが編集なんだなと思います。

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