それでも電子書籍でなく、紙の本を買ってしまう理由

先日、マンガの売り上げで電子書籍が紙媒体を抜いた、というニュースがでていました。

しかし、コミックは別として、最新のハードカバーなどは紙の本で買うことがまだまだ私の場合は多いです。

その理由は大きく2つ。

1つめは、造本が気に入った本は手元に置いておきたいから。

本棚の本もだいぶ処分しましたが、それでも「これは」という造本の本は、手元に置いてたまには手に取って楽しんでいます。

たとえば、このあたり。

   

   

もう一つの理由は、読み終わって、さほどでもなかったときに、

手放すことができるから。

アマゾンで手放すこともありますし、ブックオフに箱で持ち込むこともあります。いずれにしても、紙の書籍は所有権を移転することができます。

kindleではこれができません。

もちろん、劣化しない電子データを個人間で売買されたら、版元や著者に利益が還元されませんから、文化の保護という観点では問題です。

しかし、例えば、中古価格と閲覧期間を連動させて、新品で500円の本を300円で中古で販売する場合、閲覧機関は1カ月だけれど、100円で売った場合は1週間、というように、一度新品の状態でkindleで購入した顧客にはそのようにして、自分の電子書籍のデータの所有権をアマゾンを通して故買できるという仕組みとか、できたら面白いと思うのですけどね。そして、売ってしまったら、自分のライブラリから消失する。

アマゾンポイントだけの支払いにしたり、取引された総額に対して、アマゾンから著者に印税に代わるモノを支払いとか、やり方や工夫の余地はまだまだいろいろありそうなんですけどね、そうすれば、もうすこし電子書籍を買うかもしれません。なんて(;^_^A

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