ここ数年、まったくプラモデルをつくっていません。理由はマンションに引っ越して、塗装が難しくなったこと、家族との時間を考えると長時間一人で籠るのが難しいということが大きな理由です。
このうち、時間については家族が寝静まった夜に1時間くらい、ちょこちょこ作業することはできなくはありません。むしろ、そうやてちょっと進めておくくらいが精神衛生上もよかったりします。(物事が形になっていく、というのは非常に気持ちのいいことですが、仕事などではすべてが自分の思うように、進められるわけではありません)
ですが、やはり塗装は集合住宅ではなかなか難しい問題です。
シンナーは刺激臭があるだけでなく、マスクなどをしっかりしていないと体にもよくありませんから、喚起をしっかりしなければなりませんが、ご近所に垂れ流し、というわけにもいきません。(この点、実家はまわりは山ばっかりだったので、だいぶめぐまれていたわけですが)
マンションでもご近所迷惑にならないでプラモデルをつくる方法がないものか、とは思うのですがなかなか強い被膜をもったラッカー系の塗料を使わない方法というのが難しく、やればやったで凝ってしまうので、時間もかかろうというもの。
集合住宅モデラ―はどうすればいいのか、今回はこの問題を考えてみたいと思います。(ちょっと時間をかけて更新していきます)
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レンタルスペースを借りる!
それじゃ集合住宅関係ないだろう、というツッコミが聞こえてきそうですが、一番手っ取り早いのは、塗装ブースなどが完備された作業スペースを借りること。
都内にはいくつか、そういったレンタルスペースが存在しますが、中でも最もコスパがよさそうなのは以下の「秋葉原工作室」。なんと4時間1000円(平日)という安さです。
上の記事にもありますが「儲けようと思っていない」というマスターの心意気で、秋葉原という好立地にありながらのロープライス。非常に良心的です。
この安さなら、毎日通える人はもちろん、時間を見計らって一気に塗装をしたい集合住宅モデラ―にもありがたい。
塗料もおいてあり、コンプレッサーなども完備しているようですから、まさにいたれりつくせり、集合住宅モデラ―を悩ます塗装問題の解決策としてもっとも現実的な選択肢のひとつではないでしょうか。
塗料を使わない
そもそも体に悪くない塗料ってあるのか、という問題なのですが、これは結論からいえばないと思います。
もちろん、弱いものや比較的安全に近いモノはあるでしょが、だからといって、無害というわけにはいきません。
身体に害がない塗料というのは本来ない、というのが模型界隈での共通認識ではないかと思います。もちろん、水性ホビーカラーとか、アクリル塗料のようにラッカー系にくらべて、シンナーが弱いものはありますが、だからといって無害、というわけではありません。
極論すれば、飲んだら大変なことになるわけですから、そんなものをたとえ薄めても空気中に散布したら、それは無害なはずはないです。
ということは完全に無害な模型づくりをしようとおもってもそれはなかなかできない相談だということ。もし完全に無害でやりたいなら塗装しない、ということになります。
家では無塗装の部分を進めておいて、塗装はまとめてブースを借りる、ということになるのでしょうか。かなりの段取り力が問われることになりますが、、、。一度やってみようかな(;^_^A
無塗装でもできのいいキットを買う
塗装が難しいとなれば、正直、これしか選択肢がありません。
最近は成形色がきっちりと設定どおりに分けられており、素組みだけでも十分楽しめるキットがたくさん発売されています。一例が下のガンプラ HG 1/144 MS-06S シャア専用ザクII(アマゾンリンクに飛びます)
作例などでは墨入れと艶消しスプレーだけでも満足できる出来とのことですが。しかし、墨入れもペンでやるのかな(;^_^Aエナメル塗料も使えないと正直厳しいですよね。。。
海外の塗料は安全基準が厳しいと、どこかで読んだことがあるのですが、そういったモノもさがしてみようかなと思います。
この記事続きます。