後悔しない休日の過ごし方

Contents

サザエさん症候群にならないために

今週も日曜日がおわりますね。サザエさん症候群ではありませんが、この時間になると、急に憂鬱になるという人も多いのではないでしょうか。日曜日が楽しかったからこそ、という人もいるでしょうし、思ったような休日を過ごせなかったから、もう休日が終わってしまうのか、とブルーになってしまう人もいるのではないでしょうか。

私は、どちらかというと、思ったように過ごせなかった休日の午後は気分が落ち込みます。

そんな気分にならないために、

今日は、

満足度の高い休日とはどんなものかを考えてみましょう。

満足度の高い休日の過ごし方からは、私たちがどうすれば、幸福を感じるかということもみえてくると思うのです。

後悔しない休日とはどんなものか

では、あなたにとっての後悔のない休日、すなわち最高の休日とはどんなものでしょうか。

前から見たかった映画を見る、気の置けない友人と会って話をする、ほしかった本を買って、喫茶店で心行くまで読む。家族との時間を過ごす。

人それぞれに、いろいろな過ごし方があると思います。

一方で、満足度の低い休日にも、人によっていろいろな姿があります。

起きたら、お昼を回っていて、特にすることもなくだらだらと時間が過ぎてしまい、気が付くともう夕方で何もできなかった。せっかく友人と会ったのに、些細なことで雰囲気が悪くなり、気まずい別れ方をしてしまった。恋人とけんかをした、etc

相手がいる場合は、自分だけの力ではコントロールできないので、不確定要素も大きくなりますから、ここではひとまず置いておきます。

しかし、何もやることが思いつかない、というのは自分でコントロールできることなのに、やる気が起きないというのは困りものです。いやいや、やる気はあるんだと、でもそれをするには時間もお金もないんだ、という人もいるでしょう。

幸せは欲望とコストのほどよい調和

いくら自由な時間がっても、やりたいことがなければ、何にもなりません。

一方でやりたいことがあっても時間や体力、お金がなければどうすることもできません。

私たちが、自分の意志でやりたいことをやるには、そもそもやりたいことが必要で、それを賄うための時間やお金、体力といったコストが必要です。

この両方がないと、私たちはやりたいこともままならない、不自由な休日を過ごすはめになってしまいます。

つまり、

充実した休日を過ごすためには、欲望とコストの程よい調和が必要ということになります。

大きな欲を賄うコストを手に入れるか、欲を小さくするか

こう考えると、幸福になるためには二つの道が存在することになります。欲望を圧縮していく方向と、欲望にあわせて、コストを支払う能力を上げていく方向。前者はミニマリストなどに代表される生き方で、後者は物質主義者などと言われる生き方でしょう。

前者の利点は、欲望を小さくしていくことは個人の能力のいかんにかかわらず可能だということ。社会的にお金は他社との競争の果てに集積されます

時間や体力でさえも、金銭的優位をもったものが自分の労働を他者に割り振ることによって、恣意的により多く確保できる。そのためお金をめぐる争いは常に他者との競争にさらされ、これに勝ち残ることができないと、自分の欲望を充足することができません。

欲望を小さくして、コストを最小化するミニマリスト

一方でミニマリストは、自分の欲望を、自分の贖える範囲に押しとどめることで、充足へと至る。そこには競争は存在しません。

彼らはよりすくない資源をさらにシェアすることで増やしていきます。欲望を極限まで小さくしていくことで、残った資源を他人に分け与えることさえ、彼らは成し遂げてしまうのです。

あなたは、どちらの生き方が望ましいと思うでしょうか。

私は、実はまだ考え中です。

欲望をシンプルにして、それだけに集中する生き方

大枠では、欲望を小さくしていくという方向性がベターに感じる。ただ、シュリンクしていくイメージとはちょっと違うようにも思のです。

欲望がなくなってしまうのではなく、シンプルになる、特化されていくイメージですね。

何もやりたいことがなくなってしまっては、生きている意味がありません。

ただ、今の世界はその欲望をモノやら状況がそろわないと到達できないようなものに複雑化しすぎているような気がするのです。

シンプルに、これだけやれればいい、これだけあればいい、たくさんはいらない。この道をいく。とてもシンプルに、そう思えるものがあればいいと思います。

そこに対して、限りある資源を投入できれば、休日といわず、人生はきっと充実したものになる。

シンプルライフというのはそういうものだと思うのです。

関連記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク