シンプルライフと書くこと

塩見直紀さんは『綾部発半農半Xな人生の歩き方88』でこう書いている『ぼくの目標は、月100発信だ。日々のブログやメールニュースなどで自分から発信すをしていく、また新聞や雑誌などのメディアに掲載されることで、計100の発信を月間目標にしている。綾部という田舎にいて月100の発信を試みることで、人生をどう変えていけるか、創造できるか、それはある種の挑戦だ」

総人口3万人とちょっと。人口密度は1平方キロメートルあたり95.4人という地方都市だ。(ちなみに、東京の千代田区は人口は6万人で人口密度は5210人)そんな街に住んで、情報発信をしていくためには、人よりも注意深く、物事をみる感度が必要だろう。

それにしてもひと月で100発信というのはものすごい量だ。このブログは今年の5月に開設したが、まだ記事の数は90ちょっとしかない。これをアップしたら98になる。昔書いていたブログから引っ越してきた記事もあるので、月産100など考えただけでめまいがしてくる。

あらためて、このブログの記事を振り返ってみると、圧倒的にモノについての記事が多い。そしてネタ系の文章がつづく。スポット的に旅行記などもあるが、年がら年中どこかに行くわけにもいかず、その数はまだとても少ない。

モノブログの限界とこれから、という記事でも触れたがモノについて書くには限界がある。発信力を高めようと思えば、一つには行動すること、そしてそれをもとに考えることが欠かせない。それこそがブログをやる大きな意味といえるだろう。

シンプルライフというのは、やることを減らしていくことではない。やるべきことを選んで、その純度を高めていくことだ。いまの自分にとってやるべきことはとにかく書くことである。書くことで考える、行動する、行動することで考える、そして書く。書き残すことでそれが誰かの役に立つことがあれば、それは小さいけれど大事な一歩だ。

卵が先か鶏が先か。100を出すと決めたからこそ、見えてくる気づきもあるのだろう。100出すためには1日3発信。そう考えれば、なんとなくできるような気がしてくる。なんにせよあと少しで100記事。2017年中に少なくとも200記事までは持っていきたい。

(※ちなみに、この記事は久しぶりにである体で書いてみた。エラソーになるが基本的にはとても書きやすい。独白系、思考系はである体の方がいいのかどうなのか)

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