頼まれたら、期限を確認する
これはビジネスの鉄則です、という話は当たり前のことで、モノの本を読めばいくらも書いてありますが、実はこれ、家族や友人関係でもとても大事なことです。
自分の時間を、他人にコントロールされることほど、嫌なことはありませんが、これは人と生きている限りはある程度は仕方のないことです。
頼まれることもあれば、こちらから頼まれることもあるでしょう。持ちつ持たれつ。それは問題ではありません。
しかし、頼まれごとをしたときに、期日を確認していないと「あれ?どうなった?」「あれ、まだ?」などと聞かれて、気まずい思いをします。こちらはやるつもりがあり、スケジュールのなかに組み込んでいたにも関わらず、怠慢を指摘されたような気がして、あまり気分がよいものではありません。
一方で相手の立場に立てば、自分が依頼したことは最優先とまではいかないまでも、手が空いていれば、すぐにやってくれると思うものです。いつこちらがやってくれるかどうかなど、相手にはわからないのですから。
そして、先ほどのセリフとなります。
これはお互いにとって不幸なことです。
期日さえきいておけば、それに対してアグリーしておけば、その間までのスケジューリングの自由は、こちらにあります。相手も、それまでにはやってくれるだろうと、安心して、変な督促をしたり、いつやってくれるのかとストレスをためることはありません。
家族なんだから、とか友人なんだから、とかいわずに、何かを頼まれたら納期を必ず確認する。そうすれば、それまでの時間をコントロールする自由は、あなたにあります。
毎日をストレスなく過ごすためのちょっとしたコツとして、ぜひ試してみてください。