70歳まで働くためのストックをどうつくるか

職場で、冗談のように、70歳まで働くんですよ、僕ら、と言って笑っているわけですが、それは冗談でもなんでもなく、すでに厚労省などは「70歳まで働ける企業の普及・促進」の在り方についての模索を始めています。

彼らはリアルに私たちを70歳まで働かせようとしています。

現役時代の給料やボーナスといったフローの収入がなくなったときに、それを支える代替フローとしての年金の仕組みが、怪しくなっている今、好むと好まざるとにかかわらず70歳近くまで働くことを前提にした人生設計が必要になってきています。

そんなときに、考えるのが自分のフローとストック。

収入をフロー、貯蓄をストックと考えると、高齢者になるまでに、十分なストックを持っていれば、給料に頼らなくても済む、働かなくても済む、という考え方がこれまでの一般的な考え方です。

しかし、これからは何らかの形で、全員が働く必要がある、という考え方になってみると、フローとして考えるのは、自分が投入できる労働力、ストックとして考えられるのは、そこにつけることができる付加価値としての経験になります。

よく、これからはストックではなくフローで考えることが大切、貯蓄ではなく、その都度価値を生み出せるフロー(稼ぐ力)が大切、というお話をみかけますが、これはとても正しい一方で、稼ぐための力を生み出す源泉については、触れていないことが多いのです。

その源泉こそが、自分なりの経験値、すなわちストックです。

経験値が少なければ少ないほど、時間や体力といったフローベースの労働力を投入しないと、マネタイズができません。一方で、自分の経験値をしっかりとストックして、そこから付加価値を高めていくことができれば、たくさんの労働力を投入しなくても、生活を支えるマネタイズが可能になります。

そのために大切なのは、自分の経験をストックしておくこと、見えないものを見える形にかがれる形に、役立つかたちに変えておく力が必要です。

ライフログはそのための仕組みの一つになる

そんな風に考えることもできるのではないかな、と思ってこのサイトを運営しています。

あなたの1日はきっと誰かの役にたつ。

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