机上ゼロはなぜいいのか?3つの理由とその実現方法

家も会社も机の上にはパソコン以外はほとんど何も置いていません。家での例外は、財布やIDカード家の鍵など、出かけるときに持って出るもの一式とデスクマットがあるだけ。家を出るときに持って出るものはあえて目立つところにおいて、忘れないようにしています。

会社の机の上には、パソコンと友人や上司からもらった日めくりと珈琲ホルダーに立てかけた内線電話のみ。今日は机の上になにも置かないことによるメリットと、その効果について考えてみましょう。

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今やっている仕事にだけ集中できる

視界に余計なものが入らないことで今やっている仕事に集中できます。机はそもそも作業台であって、何かを補完するところではありません。料理の世界や工芸品をつくる職人の世界では様々な素材や道具をずっと出しっぱなし、ということはありません。使ったらしまう。常に台のうえには、今しかかっている作業に必要なものだけがでている。板前さんの仕事ぶりなどをみると、仕事をするプロフェッショナルとしては、この状態が本来は当たり前なのではないかと思うようになりました。

机は作業台。今やるべきものだけを載せておくことで、自然とその作業に手中できます。

仕事をためなくなる

そして、今の仕事に必要なものだけを載せる、という癖がつけば、その仕事をある程度のカタがつくところまでやり切るようになります。やりかけで終えてしまうと、机のうえに、作業中の案件が2つ置かれることになってしまいます。机の上ではシングルタスクということに気を付ければ、自然と仕事がたまらなくなります。机の上を綺麗にしておきたい、という感情もはたらくので、来た仕事はすぐに着手。すぐに終わらないものは、机の一番上の引き出しに一時保管することで、順番待ち状態へ。机の上に載った仕事が片付いたら、次はその仕事の番です。机の上の一番上の引き出しは浅いので、それほどため込むことはできませんから、一時保管場所としては逆にちょうどよいのです。

掃除が楽になる

机のうえに何もなければ掃除も簡単。アルコールを一拭きしてティッシュでふき取れば、汚れも綺麗さっぱり。いい気分転換になります。机のうえに一つでもものがあると、拭き掃除はとたんに面倒になります。デスクマットはその点、かさばって邪魔になりますが、こちらは本革なので、レザークリームでメンテナンスしてあげればそれもまたいい気分転換になります。

机の上が綺麗だと、仕事ははかどり、スピードもアップ、おまけに清掃が行き届き清潔になるなどいいことづくめなのです。

それでは机の上を綺麗に、ものを置かないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。私は机の上を片付けたかったら、「机の引き出しの整理から」始めることをお勧めします。先ほども少し述べましたが、机の中はすぐに着手できない仕事を一時保管するバッファスペースであって、倉庫ではありません。とくに一番うえの引き出しは文具などを入れるのはもったいない場所です。ここをまず空っぽにして、その場で着手できない仕事を一時的に保管しておくためのバッファスペースとして活用すべきです。

ここは文具などを入れている人も多いと思いますが、日常的に使うペンの数は多くても4~5本程度。自分の筆箱を持つか、ペン立てをある程度の深さのある二番目の引き出しなどに置くようにすれば支障はありません。

机の上を綺麗にするためには

まず、机の一番上の引き出しを空っぽにして、当日しかかる案件入れに
そのために、文具などは筆箱に入りきらないものは使わないと割り気って減らす
机の上には着手案件のみ置き、一度おいたら、その仕事は終えるまでやる

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