サバイバルゲームをしています、というと、反応としては「面白そう、ぜひやってみたい」といってその後とくに進展のない社交辞令タイプと(悪い意味ではない)「私には絶対無理」という食わず嫌いタイプ(これも悪い意味ではない)の2パターンの反応に分けられます。
ただ、やってみて思うのは確かに外からみたらちょっと敷居が高い遊びなのかもしれないな、ということ。理由は3つあって、1つは、
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必要な道具がたくさんあること。
これはちょっと釣りに似ていると思うのですが、釣り竿があればいいんだよ、といってみて、竿の他にはリールやルアーなんかがあって、その組み合わせも状況や狙う魚によって多岐にわたりますよね。やってみれば、それほど複雑ではないことがわかるのですが、未体験ゾーンから眺めていると、とても複雑に映ってしまう点。
これがサバゲ―にも言えます。エアガンだって何百という種類がありますし、ハンドガンなのかライフルなのかショットガンなのかアサルトライフルなのかはたまたサブマシンガンなのか、どれを最初に買えばいいのか全くわからない。さらには動力によって電動、ガス、エアコキともうなにがないやら。
ミリタリーに詳しくないとだめという思い込み
2つめは、道具とも少し被るのですが、もともとミリタリー関係のフリークの社交場のようなイメージがあるので、軍事オタでもないとなかなか入っていけないというジャンル的な参入障壁がある(ようにみえる)点もあげられます。魚釣りだと、そんなことはないですが、サバイバルゲームは装備品やコスチュームに至るまで、どこどこの国軍のこんな部隊の装備品で固めてみました、という専門知識に裏打ちされたコスプレ要素があるので、素人にはとかく敷居が高く感じされます。
場所がなかなか行きにくい
最後は、場所の問題サバゲ―フィールドは大抵は千葉や埼玉など、少し都心から離れたところに多く、土日などに開催される定例会に参加するのは一日仕事。前述の敷居の高さもあいまって、休日1日をつぶしてそこまで出かけていくユーザーの数は結果としてかなり限られたものにならざるを得ないのです。
しかし、これらの状況を変えているのが秋葉原などにある屋内フィールド。これらのフィールドは、まず仕事帰りでも寄れる手軽さがあり、屋内なのでスポーツサバゲ―の先駆けであるUABを楽しむ若手も多く、普段着でカジュアルに楽しむサバゲ―マーも数多くいます。そして、インドアは交戦距離が近いのでハンドガンなどでも十分楽しむことができ、レンタル品だけでも十分に楽しめます。
もちろん、しっかりと設定をつくりこんだゲーマーさんもいますが、非常にきさくできけばいろいろ教えてくれます。このようにレンタル品でも十分にたのしめ、カジュアルなスタイルでもOK、時間の融通もきくインドアフィールドはこれまでのサバイバルゲームのとっつきにくさを解消し、サバゲ―のすそ野を広げてくれるものなのです。サバゲ―に興味がある人はぜひインドアサバゲ―から初めてみてください。