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東京マルイ次世代電動ガンがやってきた
東京マルイの次世代電動ガン、Mk18 Mod1を導入しました。
メルカリでほぼ未使用に近い状態のよいモノをリーズナブルに譲っていただくことができました。
メリークリスマス自分。Amazonなどですと、53000円~54000円くらいの実売で、そこにバッテリーが周りが追加されて60000円前後というのが2019年12月現在の実売状況ですから、バッテリー付き、予備マガジンも純正2本付き、で44000円ちょいというのはだいぶお得でした。
メリークリスマス自分。
絶妙な長さの銃身長、M4から派生した特殊部隊用のアサルトライフル
さて、こちらのMk18 Mod1はアメリカ軍によって開発されたM4のロウレシーバーと、CQBRを組みわせた(私はミリタリーに全く詳しくないので、こういう説明はあまりうのみにしないでほしいのですが)で、ダニエル・ディフェンス社のレイルが特徴です。もともとアメリカ軍はM16というアサルトライフルがあり、それを携行性を高めるために短くしたのがM4です。こちらの Mk18 Mod1 はM4のロウワーレシーバーにCQBRを組み合わせたもので、取り回しがしやすく、レイルには様々なオプションをマウントすることで高い拡張性をもっています。
M4カービンは、コルト・ファイヤーアームズ社が製造し、アメリカ軍が採用しているアサルトカービン。第二次世界大戦に採用されたM1/M2/M3に続き、採用された。本来、カービン (Carbine) とは歩兵用小銃より銃身が短い騎兵用小銃のことであるが、現在ではおおむね「小型のライフル」を意味する。
Wikipedia
そして、CQBRのCQBというのはClose Quarter Battleの略で、近接戦闘という意味(RはReceiver)。もともとはアッパーレシーバーのことを指すようですが、このレシーバーを組みつけられた銃そのものをCQB-Rと呼ぶこともあるそうで、ややこしくていけません。海軍が開発したということでもともと狭い艦艇のなかなどでも取りまわししやすいようにと短めの銃身長となっています。
つまり、M4をもっと短くしたい、ということで開発されたアッパーレシーバーがCQB-Rで、そのなかにもいろいろな種類があり、ハイパー道楽さんのサイトによれば「( SOPMODブロック1段階的更新キットとブロック2のアクセサリーを装備したCQBR(CQBRブロック2))」をM4A1のロウワーレシーバーに組付けたのが Mk18 Mod1 であるといわれています。
メルカリの卒業売りで新品同様を格安購入
余談ですが、メルカリに限りませんが、サバゲー用品はとくに卒業売りが多いような気がします。一時興味をもって、ガッツリ装備を揃えたけれど、一、二回やってみてやめてしまう卒業売り。かなり状態の良いものがまとめて出品されることが多く、売り主様もさっぱりしたいというお気持ちからか意外とリーズナブルなことが多いようにおもいます。
今回もお送りいただいたときにはまだタグがついておりました。インドアでは2~3回お使いになったようなお話でしたが、物自体本当にきれいで、保存状態も良好でした。
特殊部隊が使用することを想定されているため、レイルには様々なアタッチメントを装着することができます。剛性も非常にたかく、がたつきもありません。実銃自体ではサイレンサーなどをそのまま装着することを想定されたハイダーももちろん取り外しが可能で、14ミリ逆ネジ対応のサイレンサーを装着することができます。
なぜ、Mk18 Mod1を導入したのか
はい、ではなぜ今回、Mk18 Mod1を購入したか、なのですが、答えは単純。東京マルイの次世代電動ガンを使ってみたかったから。
これにつきます。
これまで長物としてはG&GのARP556(長くないけど) とMBR308SRを使っておりました。ARP556 は、その短さと取りまわしのしやすさは非常に魅力的で(うるさいけど)使っていて楽しい電動ガンです。一方MBR308SRは全長が870㎜と非常に長くインドアなどでは長すぎて、アウトドアに行くときもつい、556でいいかな、と思う機会が多かったため、あまり日の目を見ることがありませんでした。そんななかで大門団長のレベルアップサバゲ―を観たり、フィールドでいろいろな方の銃を見せていただくにつけ、他のメーカーさんの銃も使ってみたいと思うようになり、ならばARP556とまでは言わないまでも取りまわしもよくアウトドアでメインをはれるモノを、と探したところ、こちらのMk18 Mod1のレイルの形状がかなり気に入ってしまいまして、導入に至ったというわけです。
純正マガジンならばボルトストップが効く仕様になっております。レシーバーもマットなメタル製で非常に雰囲気があります。マルイさんはグロックの時もそうですが、出荷時からシリコンスプレー?なのかなセミフルのスイッチ部分にスプレー跡があり、新品に近い状態で眠っていたことがうかがえます。
動作確認は慎重に、セミロックの悲劇。
ちなみに、動作確認をした際に、バッテリーフル充電でセミに合わせてマガジンを差し込んでも弾が出ない、弾が出ないということで、マガジンを抜いてふとフルオートで空撃ちしたところ、内部に残っていた弾がさく裂し、跳弾が頭に直撃するという驚きの展開でした。室内で一人だけだったのですが、ゴーグルをしていて本当によかったです。皆さんも試射であっても、マガジンを抜いてあっても、空撃ちでもゴーグルは必須です。
セミロックしやすい、という情報も見かけますので、注意が必要ですね。一度フルで流したあとは、問題なくセミでも撃てるようになりました。
ちなみに弾速は測っていませんが、体感ではMBRよりも速く、撃ち味はシャープです。噂のリコイルショックは正直「え、これだけ」という感じですが、確かに撃っている感覚はありますし、これ以上大きいと照準に影響しそうなのでよい塩梅、といったところなのでしょう。
バッシュという音とリコイルショック、射出された弾の速度感がシャープでこれがこれがマルイの次世代かとちょっと感動してしまいました。ちなみに、ここでいうシャープ感というのはいわゆるセミの切れやフルオートのサイクルとはまた別のいわゆる撃ち味としか表現できないものです。
バッテリーが入れやすくて感動
感動ついでに、もう一つ。マルイさんはかたくなに自社製品にリポバッテリーをつけず、こちらの次世代電動ガンも二股のソップモッドバッテリーを採用されていますが、APR556でもはや職人芸のようなバッテリーのツメツメを毎回やっていた人間からすると非常に楽ですね。
いや、正直リポ化しようかなと考えたりもしましたが、しばらくはこれで行きたいですね。本当に楽です。地味ですが。
また、これはARP556だけとの比較になりますが、ストックの調整領域が広いのも魅力ですね。ARP556 はストックの収納時と最大展開時の2パターンしか選べませんでしたが、Mk18 Mod1のクレーンストックはいい塩梅のところで止めることができるので構えやすくなっています。
最大のおススメポイントはハンドガード
いろいろ書いてきて、最後にこれでは身も蓋もありませんが、数ある次世代のなかでこれを選んだのはリリースが最近でカッコいいから。実際に次世代の電動ガンの中身というのは直近のリリースであればそれほど技術的に変わるわけではありません。そんななかでこのMk18 Mod1はレイルの色合いが本当に絶妙。実銃に比べて暗すぎるという批判もあるようですが、アルマイト加工によって再現されたこのほどよいガンメタルなレイルとマットブラックのレシーバー、タンカラーのストックの色彩バランスがもう非常にツボ
。実際、HK416 デルタカスタムと迷ったのですが、あちらのブラックは黒すぎ。タンカラーはレシーバーの部分が明るすぎてバランスがわるく、その間はないんんかい!と思っていたところで、大門団長のレべサバのレビューと生配信のログをみたたのが決め手でした。
この程よい全身長、デザインの良さ、東京マルイの次世代というスペックの高さという3拍子揃ったMk18 Mod1を非常にリーズナブルに手に入れることができて、大変満足なクリスマスでした。
あとは、購入した後に感じたことではありますが、実銃ベースだと、そのモデルについての背景などのうんちくも知りたくなり、その意味では知識の枝葉が広がっていく感じが面白いですね。これはG&GのARP556や308SRなどの架空銃ではなかった知的興奮というものです。そこから派生してドルフロをインストールしてみたり、いろいろ知らない世界が広がりますね。
最後にちょっとした注意点というか当たり前のことですが、
サイクルはARP556にはかなわない
これはわかり切っていることなので、注意点というほどのこともありませんが、やはりリポバッテリー、それも11.1Vを積んだG&GのARP556に比べるとサイクルは数段落ちます。ニッケル水素のバッテリーは入れやすく、感動的ですらありますが、実際にゲームで使ってみるとその際は歴然。リコイルショックもギミックとしての楽しさはもちろんありますが、速射性能とトレードオフになっている点は否めないので、その点は導入前にあらかじめ納得しておく必要があります。
ただ、それを差し引いてもリアルな質感と剛性、握って楽しい、撃って楽しい安心と信頼のマルイ製、ということで非常に満足しています。少し遊んだらリコイルはオミットしてリポ化する手もありますしね。
はじめての次世代電動ガン、そういったカスタムも含めていろいろ楽しみたいと思います。それにしても、ハンドガードが本当にいい。