エアガンって危なくない?という人の疑問にお答えします。

シンプルライフっぽくないサバゲ―の記事が続いておりますが、もともとライフログがテーマなのでその時々に触れたものを記事にまとめてお届けしているのである程度節操がなくなるのは毎度のことと言えます。

ただ、エアガンって危なくない?と思う方もいると思いますので、一つ落ち着いて、それこそ、万年筆や革靴をご紹介するかのごとく、エアガンについてご紹介してみたいと思います。

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エアソフトガンが正しい名称

エアガン、と聞くと、ちょっと危ないイメージがあるかもしれませんが、正しくはエアソフトガンといいます。これだけで、ちょっとソフトな印象になったのではないでしょうか。

そもそもエアソフトガンは「人にほとんど傷害を与えない威力」の玩具であり、銃刀法で規制される準空気銃よりも威力が弱いものです。

2006年に改正された銃刀法により、発射パワーの上限が0.98ジュールに定められています。

これを越えてしまうと準空気銃となり、改正銃刀法の規制を受けて、持っているだけで違法になります。

弾速チェックで違法な銃はゲームでは使えません

0.98ジュールというとどれくらいかわかりにくいので、フィールドでは弾速チェックをすることで、持ち込まれたエアソフトガンが適正なパワーかどうかを確認しています。弾速は使用するBB弾の大きさや重さによっても変わってきますが、大体の目安は以下のとおりです。


質量0.20gの6mmBB弾を使用して計測した弾速が95m/sの場合0.90J(上限値未満 = 合法)

Wikipedia

0.98ジュールなので、弾速としては98m/sくらいいけるんじゃ、と思ってしまいますが、弾速にはバラツキがでるので、あまりぎりぎりをせめてセッティングしたり改造したりすると、フィールドのチェックで引っかかることがあるので、やめた方がいいといわれています。

エアソフトガンは玩具(ただし年齢制限有)

そもそもそれを超えるエアソフトガンは、玩具ではなく準空気銃なので一般人が持つことはできません。

ですから、フィールドでチェックを受けたエアソフトガンは、法令の範囲で玩具として認められたもの、といえます。

ちょっと安心できたのではないでしょうか。

ただし、エアソフトガンの使用には年齢制限があります。これも発射パワーによる制限で、東京マルイさんのHPでは以下のように説明されています。この基準以下で対象年齢10歳以上、というとジャンルもあります。


18才未満の方が使用できるエアソフトガンは、各都道府県の「青少年育成条例」によって、発射パワーが0.135ジュール以下までと定められています。0.135ジュールをこえたパワーのエアソフトガンは、18才未満の方への販売や譲渡ができません。 東京マルイのエアソフトガンには、「青少年育成条例」に従った対象年令が設定されています。

東京マルイ HP

何重にも決められた安全のためのルール

しかし、それでも、ゴーグルやフェイスガードは必須です。いくら玩具とはいえ、目に当たれば失明しますし、近距離から歯に当たれば歯が欠けるといわれています。

ゲーム開始前まではバッテリーをつながず、かならずセーフティをいれ、マガジンは挿さない、トリガーに指をかけない。こうしたルールをまもって初めて安全にプレイができます。

フィールでは、持ち込まれたエアソフトガンの弾速チェックを行っており、ここで初速が規定を越えてしまうとそもそも遊ぶことができません。

いかがでしたでしょうか。

エアガン、というと何か怖いモノのような響きがありますが、法令とルールを守って遊べば必要以上に怖いものではありません。

実際、asobibaさんなどのフィールではしっかりとした初心者講習やルールの徹底などしっかりとした運営が行われいます。逆にいえば、ちょっと危ないものだからこそ、ルールをしっかりまもって遊べる大人だけに許された楽しみ、ということもできるのではないでしょうか。

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