ARP556にロングタイプのサイレンサーを装着してみました。
ARP556はインドアでもアウトドアでもメインで使っている一丁で、インドアではショートトレーサーを装着していて、バランスもよく非常に気に入っているのですが、昼間しかいかないアウトドアフィールドでは万一木などにぶつけたりしてトレーサーを壊してももったいないので、当初はデフォルトのハイダーでプレイしていたのですが、やはり覚悟していたとはいえ、
「鼓膜があ」
ということで、本当にうるさいんですね。身を隠してスナイピング、などといったしゃれたことをする銃ではないのでいいのですが、あまりにもけたたましい音で、特にフルオートはちょっと耳につく音だったので、屋外もサイレンサーをつけようかと思い、かといってどれを選んでよいやわからずということで、試しにリーズナブルなものを「一本いっとく?」的なノリで購入してみようと思ったわけです。
そこで選んだのがミリタリーベースの198mmアルミサイレンサーです。14ミリ正/逆ネジ両対応となっており、クッキーハイダーを外したARP556にギリギリ装着可能。しかし、本当にギリギリでクリアランスはほとんどとれていないので、ねじ込んでいくとサイレンサーの淵の部分がこすれて一発で塗装が剥げてしまいますので要注意です。
あと、刻印も5分の1くらいはハンドガードのなかに入ってしまいますしね。
はげる、隠れる、ちょっと長すぎということで三重苦のような軍拡になってしまったわけですが、それでもバーチカルグリップをつけたARP556にはやはりサイレンサー自体はよく似合います。もう5センチくらい短くてもいいかなとは思いますが、クッキーハイダーのときとはまた印象がかわり、これはこれでカッコいいですね。
さて、そんなわけで、さっそくお外にいってきました。
こうしてみても、やはりバーチカルグリップがついた分、この長さのサイレンサーでも全然おかしくはないですね。
うんうん、わるくありません。
では、肝心の消音効果はどうだったでしょうか。
結果としては
「こ、鼓膜があ」
いやー全然ですね。消音効果はまったく認められませんでした。
初速も前回クッキーハイダーではかった時とほとんど同じ。
完全に気分の問題でした。
よく、自分ではあまりかわらないように思えても、周りからすると結構サイレンサーの効果はあるものだ、という記事を読むこともありますが、いやはやそのレベルではなかったですね。
おそらくハイダー部分の音よりも、ギアが詰まっている本体部分の機密性の問題ではないかと思うのですが、とくに弾切れしたあとのフルオートの甲高い駆動音はちょっと引くくらいです。
しかし、長さとしてはバランスも良く、見た目も気にいっているので屋外で使う分にはこれかれもありかなとは思います。なんといっても1000円ちょいで買えてしまうわけですから、機能というよりは雰囲気重視になるのはやむを得ないでしょうかね(;^_^A
もう少し細身で、消音効果の高いサイレンサーがあれば、またチャレンジしてみたいと思います。