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東京マルイ」M4A1 MWSでMk18 Mod1を再現
表題をみて、あれ?と思われた方もいたかもしれませんが、誤植ではありません。そして、また東京マルイの次世代電動ガンの写真かとおもわれた方もいるかもしれませんが、違います。
次世代の東京マルイの電動ガンの写真はこちらです。わかりにくいですね~。グリップの色とストックの形状が違うのが観てとれますが、ハンドガードの色を含めてほとんど同じです。

こちらは、東京マルイのガスブロ「M4A1 MWS」をMk18 Mod1にカスタマイズしたものです。自作ではありませんが、このほどご縁があってお譲りいただいたものです(上品な言い方をしておりますが、〇ルカリとか〇フオクです)M4A1 MWSはマルイさんが後発で出したM4A1ということで、発売当初からいろいろな比較動画などが出されてきましたが、他社に比べてもその制度は折り紙付き。ガスガンでMk18 Mod1を再現するならベースとしてはまさにうってつけの一丁なのです。
ガスブロのMk18 Mod1の魅力
次世代あるやんけ、というのはまさしくその通りです。そしてサバゲ―で使うだけなら、次世代があれば全然問題なし。
そもそも、1つの役割に対して1つのモノとう原則からいえば、これはどうなんだ、ということなのですが、これはダブりでもバッファでもスペアでもなく、「ガスブロのMk18 Mod1 が欲しい」と思っていた私にとってドストライクなカスタムなのです。
では、なぜ、ガスブロでなければならなかったのかというと、いくつか理由はあるのですが、大きな理由は、長物の「ガスブロ」を体験したかったことと、「ストック」を交換したかったから。ちなみに、私がこのカスタムについて知ったのは人気のYouTubeチャンネルであるオキサバさんの以下の動画からです。
さて、ガスブロについていえば、純粋にハンドガンでその楽しさを知ってしまい、長物のガスブロについての興味がわいたこともあります。次世代でもリコイルがあり、それはそれでもちろん楽しかったのですが、次世代のリコイルって、あとでも書きますけれど、演出として非常異に優れているのですがあくまでも付加された機能で、本質ではないような気がしたのです。
リコイルが演出か必要な機能かの違い
再現しているだけで、機能上必要なものではないんです。でもガスブロは、ガスが噴出することでボルトがブローバックし、それが戻っていくことで次弾が装填されフルコック状態になる、という仕組みで「発射のために必要なブローバック」をしているのです。
その感触を長物(アサルトライフル)でも味わってみたいというのが主な購入動機です。そのときに、なんでもいいかというと、やはり自分が気に入った形がよく、Mk18 Mod1を探していたのです。
カスタマイズの自由度の高さもガスブロならでは
そしてストックについていえば、次世代電動ガンはストック部分にバッテリーが内蔵されているため、ハンドガード部分に配線を逃がしてバッテリーケースをつけたり、ストック部分にポーチをつけてそこにバッテリーを入れたりしないとなかなか自由にストック交換ができません。
もちろん慣れた方やプロなら他にもいろいろな方法を思いつかれるのでしょうが、私にはできません。

一方で、ガスブロなら、パワーソースはマガジンに詰まっているので、ストックの交換はしやすく、グリップもモーターがないので薄くてより実銃に近いと言われています。

探すとなかった納得のいくガスブロMk18 Mod1
私としてはマグプル PTS ストックがついたMk18が非常に好みだったため、次世代でこれをつけるよりは、いっそのことガスブロでないかと思って探していたのですが、VFC社のものはデザイン、スタイリング、再現度ともに完璧なれど、命中精度に難があり、道具としてのリスペクトがいまひとつわいてこない、どうしたものかと思っていたところなんと!


東京マルイのM4のガスブロをつかって、しかもマグプル PTS ストックをつけ、ハンドガードは「東京マルイの次世代電動ガンMk18Mod1から移植した」というカスタムを発見したのです。

いろいろ言われているマルイのハンドガードですが、個人的には明るすぎず非常に気に入っています。そして定評のあるマルイの内部機構をもったガスブロをつかったカスタム。ストックはマグプル PTS ストック!

これしかない!
個人的な言い訳として、24時間耐久サバゲのエントリーが早々に締め切られ、出場のためにいろいろ入用になると貯金してきた分がぱあになったことから、なにかが「ぶちっと」切れたのですね。財布の紐とかいろいろなものが。
ということで、いくらか悩みましたが、無事に入手することができました。

ガスブロの方が細身の印象
次世代の方は、ハイダーを交換して、フォアグリップもつけているので少し印象が違う点は否めないのですが、それを差し引いても、ストックの存在感だけでこれほど印象がかわるものかと驚きます。
また、詳しく計測したわけではありませんが、レシーバーも少し次世代の方が大きいような印象です。グリップは間違いなくガスの方が細身になっており、スマートな印象。
もちろん、マルイさんはM4A1はM4A1としてリリースしているわけですから、単純な比較は控えるべきですが、Mod1やM4の出自を考えると単純にコンバート比較するのもあながち間違いではないわけで、筐体サイズにおいて、電動>ガスという図式は成り立つかもしれません。

しかし、ならべるとどちらも甲乙つけがたい。
もちろん、次世代も次世代で好きですし、エアガンとしての性能だけをみれば確実にこちらの方がスペックは上でしょう。
また、我が家には弾速計がないのでわかりませんが、マック堺さんに動画ではベースとなったM4A1が85くらい。電動の方は90超えで安定していましたが、私がお座敷シューティングをした限りでも、実感として次世代の方が弾速は早い印象です。
やはり最大の違いはリコイル
また、リコイルですが、マガジンがあまりあったまっていないなかではありましたが、これはやはりガスブロの方が全体的に衝撃に一体感があり、揺れる感じがして、楽しいですね。
もちろん、次世代もしっかりリコイルはありますし、どちらかといえば、ベースのM4はリコイルがおとなしめ、という評価もあるくらいなのですが、文字通りブローバックしているため、感触やはりちょっと違うのです。
あとは、少し言葉が難しいですが、
次世代電動ガンのリコイルはあくまでも「再現」なんです。いかにリアルでも実際には必要ない動きを電動で出しているだけなので、
「演出」
(いやそれを味わいたくて買ったんですけどね)なのです。
一方でガスブロは、その名の通りガスでブローバックしてくるので、弾を飛ばすための機構とブローバックが因果関係として一体化している、これがさっきかいた衝撃の一体感に繋がっているのではないかと、あくまで私の感じ方なのですが、そう思えるわけです。
そしてその演出ではなく機能として実銃と同じようにブローバックする、というところにガスブロエアガンが性能的にはちょっと劣っても、やはりエアガン好きに愛される理由なんじゃないかなと、この2丁をいじって実感したのでした。
いか、確信にかわりました。
ガスブロ超楽しい。

電動には電動の良さがある
電動は電動で、弾をたくさん入れられたり、動作が安定していたり、初速や集弾性が優れていたりと魅力がたくさんあることを再発見。ゲームではやはり電動が重宝されるわけです。
リコイルはガスブロに任せて、これはファーストさんあたりで、リコイルオミットとリポ化のカスタムをやってもらいましょうかね。いやーしかしガスブロ撃つの楽しいですね。ほんとに。

これを味わえただけでも、同じモデルを2つの違ったパワーソースでそろえたかいがあったというものです。
今度はマガジンをしっかり温めてから、撃ち味を楽しみたいと思います。(^_^)