GANZOシンブライドルシステム手帳A5の使い方(2)生活改善編

さて、今回はいま使っているGANZOシステム手帳A5をもとに、システム手帳の使い方として、「生活を向上させるための機能」についてまとめてみましょう。なんとも意識高い系でうすら寒いタイトルではありますが、このラベリングにも本来はあまり意味がありません。実践するひととしない人の違い、くらいでしょうから、やればいいのです、やれば(;^_^A

システム手帳は、リフィールを自由に増やしたり、減らしたりすることができるのが最大の魅力だというのは何度もお伝えしていますが、では、いったい何を書けばいいのかわからない、という方もいらっしゃるかもしれません。

月間のリフィールと、デイリー、もしくはウィークリーのリフィールだけ、というのではせっかくシステム手帳を使っている意味がありません。

ここでお勧めしたいのが以下の3つのリストです。

別にシステム手帳でなくても、綴じの手帳のメモ欄に記入していっても問題ありませんが、比較的長期間にわたる内容が多いので、年ごとに繰り越して綴じなおすことができるシステム手帳なら、分量を気にすることも、次年度にむけて転記する手間もいりません。

Contents

手放したものリストで生活改善

一つ目のリストは、手放したモノリストです。生活のなかで知らない間に増えてしまったものを捨てたり、売ったり、譲ったり、そうして手放していくことで、自分にとって何が一番大切かが見えてきます。必要なモノまで捨てる必要はありませんが、手放すことで必ず、生活は変わります。

手放したもののなかには、衝動買いをしてしまったけれど、実はあまり使わなかった、というものもあるでしょう。そうしたものは、一念発起して使い始める、というのももちろんありですが、人生の時間は限られているので、ときには手放す勇気も必要です。そうして手放したモノを書き留めておくリストが「手放したモノリスト」です。

このリストのメリットは大きく2つ。

1つめは、記録をつけることがモチベーションになって、手放すことが習慣化されること。2つめは、手放したモノを見返すことで、自分の衝動買いやモノと付き合いの失敗パターンが見えてくるので、衝動買いをしにくくなることです。

手放したことリストにつけるのは何も大きなものでなくてもOKです。机の中を整理して、書けなくなったペンを捨てた、といった小さなことでもOK。このリストが増えるたびに、自分の生活から、無駄なモノ、余分なものが減っていくことが実感できるようになります。

投資枠で買ったものリストで自己改善

一方で、手放すばかりが人生ではありません。衝動買いではなく、じっくりと考え、購入を決めたものについては、投資枠での購入リストに書き込んでおきましょう。

投資については、以前にも書きましたが、資金を投下して、投下した資金以上のリターンを期待するものが投資です。自己投資はどうしても期待先行になりがちで支出としても大きく、そして甘くなりがちです。

投資枠で買ったものは時期と値段を記録しておき、時々振り返って、本当に使っているのか、期待した効果が出ているのかを振り返ってみることをお勧めします。

長期的なマスターリストで時間をかけて人生改善

最後がマスターリストです。これは、長期的に達成したいことや、やってみたいことを箇条書きにしたリストです。私はエクセルで作成したものを毎年の月間リフィールの前のページに綴じ込んでいます。

毎年、毎月、毎日、入ってくる予定だけをただ書き留めておくと、どうしてもこなすだけの予定になってしまいます。そんなとき、このマスターリストに立ち返って、やりたかったことを、月間の予定に入れられないか、ちょっと立ち止まって考えてみるのです。そうするだけで、自分が自分のスケジュールのオーナーであることがわかります。

楽しい人生かどうかは、自分の行動や予定に対するオーナーシップの度合いでかわっているといわれています。

マスターリストをもって、日々の予定をハンドリングすることは、自分自身の人生に対するオーナーシップを忘れないためにとても大切です。

マスターリストは1年単位で達成できるとは限りませんから、リフィールで管理できるシステム手帳がおすすめなのです。

以上、システム手帳で生活の質を上げる3つの方法でした。

偉そうに書いていて私もたまに付け忘れたり見忘れたりしますから、こうして書いておくと自分のマインドセットも整理できるので一石二鳥です。システム手帳を持っているけれど、いまいち使いこなせない、どう使っていいのかわからない、綴じ手帳と迷っているけれど、システム手帳の魅力ってなんなの、と思っている方の参考に、少しでもなればこんなにうれしいことはありません。

次回は、システム手帳を使って、生産性を向上させるための方法をまとめてみたいと思います。

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