GANZOシンブライドルシステム手帳と土屋鞄製造所のブライドルレザーの長財布を取り比べてみました。左側が土屋鞄で色はブラウン。右がGANZOのシンブライドルで色はブラックです。GANZOの方は、まだ入手して1年なっていません。10カ月になるかならないかくらい。
一方の土屋鞄は、2012年の冬に入手しているので、5年目になります。写真では光源の関係で、どちらもひかって見えていますが、GANZOがまだまだマットな質感なのに対して、土屋鞄の長財布はかなり艶がでて、もった感じも手のひらにぴたりと吸い付くようです。やはり5年近く毎日触っているとかなりツヤがでてくるものですね。
GANZOのシンブライドルもこれから、同じようなツヤが出てくることを期待したいところです。ただ、土屋鞄の方は、購入2カ月ほどで結構ツヤが出ていたという記録が残っていました。一方のGANZOは、まだブルームが取れ切っていないようで、なんど磨いても裏表紙の部分にはいまだに白いぶつぶつがでてきています。使い方や使っている年月も違うとはいえ、初期のなじみ方にも差があったので、ひとくちにブライドルレザーといってもいろいろあるのだなと思った次第。
蝋成分の分量の違いなのか、何なのか。
どちらがどう、ということはありませんが、やはりいろいろ使ってみないとモノの違いはわからない、ということですね。モノをだんだんと減らしてきていますが、一度増やして、いろいろなものに触れたうえでの絞り込みのほうが、最初から一択よりも、選択の精度が高まり、満足度が高い。なんて浪費家の自己弁護かもしれませんけれども。