雲のを上を歩く?ニューバランス

ニューバランスM1300は1985年に発売され、39000円(当時の米ドルで130ドル)という高価な値段設定と、はじめてENCAPと呼ばれるクッション機能を搭載した高機能とがあいまって伝説的な人気を誇ったスニーカーです。

ラフルローレン氏が「雲の上を歩いているようだ」とコメントしたことでも有名で、そのたぐいまれなホールド感とクッション性能は当時のスニーカーとしては群を抜いたものだったようです。

その後、幾度かの復刻がなされ、マイナーチェンジとカラーバリエーションの展開が行われて現在にいたります。これはその中でもM1300NBと呼ばれるモデル。カラーはグレー×バーガンディ。

バーガンディはワインレッドのこと、という説明も見かけますが、実際にはもう少し暗い色です。フランス語ではブルゴーニュとも言われていますが、JISワインレッド、ブルゴーニュ、バーガンディそれぞれ色味がずいぶん違うので、この色をあらわすのはやはりバーガンディと言うのが適切でしょう。

アッパーは、手触りのいいヌバック素材。ヌバックというのは、牛の革の表面をサンドペーパーで起毛させたもので、やわらかい肌触りが特徴です。ちなみに、革の裏面を短く起毛させたものがおなじみのスウェードです。

M576に比べて足の甲の部分がシャープに作られているので、その分フィット感はよく感じました。これは個人のこのみで、ある程度しっかりとしたホールド感が好みの方もいれば、M576のようにふわっとした履き心地が好きというかたもいるので、実際にお店で履き比べてみることをお勧めします。

M576がくたびれてきてしまったので、購入。バーガンディとダークグレイの色調が非常に落ち着いて上品な色合いで気に入っています。

ちょうど手持ちの桃太郎ジーンズがパープルのステッチなので、相性もいいのです。

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