ゼブラ SARASA DRY(サラサドライ)レビュー

ゼブラSARASA DRY 0.4㎜の青インクです。

速乾の水性染料インクとして、TVなどでも紹介されたボールペンをレビューします。

芯の太さは0.4。0.5もありますが、個人的にはこの絶妙な細さが気に入っています。これ以上細いと書くときのペン先の引っかかりが大きくなって書き味が落ちてしまいますし、逆に太いとペンが滑って思うような字が掛けません。

噂の速乾性はというと、書いた直後に指で拭ってもインクが手につくことはありません。ただ、ボールペンの速乾性はどれも基本的には及第点であって、使ったらしばらくは乾かさなければいけなかったり、プロッターを使ったりする万年筆のような乾燥に時間のかかるものならともかく、そこまでの速乾性を追求しても正直なところはオーバースペックという印象です。

顧客が体感できる尺度以上の性能を持たせてつける付加価値というのはユーザにとってあまり意味がありません。掃除機のヘッドにライトがついていたりするのと一緒ですね。確かに局所的には便利かもしれないけれど、日常ではそんなに関係ない、というあれです。

ラバーもちょっとチープな感じ。個人的には差し色としてクリップ部分にオレンジが入っているのが好印象ですね。青にも赤にもオレンジは相性がいい色です。

インクは鮮やかな青ですが、エナージェルなどに比べると少し赤が入っている感じがしますね。

ただし、冒頭に書いたように0.4ミリの筆記感は個人的にはちょうどいい感触があります。これは本当に人によって感じ方はそれぞれでしょうか、ボールペンが滑りすぎると字がうまくまとまらなくなってしまうと感じる人にはお勧めです。

逆に細すぎると、字は止め羽根払いなどが書きにくくなるのですが、0.4mmはその点最適です。サラサドライ0.4は、私にとって日本語を綺麗に書くには最適なボールペンの一つです。

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