柘製作所の富士のライトブラウンの姉妹にあたるダークブラウン。
柘製作所にはこのほかに、エボナイトの軸とセットのブライヤー昆布の万年筆がありますが、そちらのダークブラウンはキャップリングやクリップ部分がゴールドになっています。
フルブライヤーのこちらのダークブラウンはそれに対して、装飾がすべてシルバーなので非常にシックな仕上がりとなっています。
同型の80周年のダークブラウンがクリアーコートされている艶やかな軸なのに対して、そうした装飾が一切されていないこちらの軸はまるでシガーのよう。
こちらは銀座のユーロボックスさんで購入した軸で、細ペン先が気に入っており、日記を書くときなどによく使っていました。いまはインクをぬいて、コンプロットに鎮座していますが、たたずい、書き味ともに普段使いにちょうどよい万年筆です。