式根島へ行こう① 温泉の湧き出る東京都の離島

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式根島へ行こう

式根島は東京都の伊豆諸島を構成する島の一つで、東京からジェット船で約3時間。新島のとなりにある人口500人程度の小さな島です。
海中から湧き出す温泉と、複雑な海岸線が形作る美しい海水浴場に恵まれたこの島に、10月の初旬に友人たちと行ってきました。次に式根島にはじめていってみようという方のために、工程や注意点、おすすめのポイントなどをまとめていきます。

式根島ってどんな島

まずは、式根島の概要について、ウィキペディアのまとめを見てみましょう。

面積3.9km2、人口約550人。最高地点はしばしば北部の神引山(かんびきやま、98.5m、三角点)と言われるが、実際には島西北部に109mの標高点が存在する。(中略)

新島は砂浜の多いイメージがあるが、式根島は岩で囲まれたイメージが強い。島全体が流紋岩コーガ石)の厚い一枚の溶岩流になっていて二次的噴火でできた火口が二つある。基本的に、港周辺以外は絶壁になっている。 新島単成火山群の活動で噴出した単成火山である。

(ウィキペディアより)

式根島 - Wikipedia

面積が約4平方キロメートルということでとても小さな島です。岩場が多く、そのおかげで釣り人にとっては魅力的な岩礁が多くあり、断崖絶壁が多いので展望台からの眺めなどは特に綺麗です。

ちなみに、私が式根島に行きたいと思った理由は次の3つです。

  1. 東京都から近い小さな島であること(伊豆諸島で一番小さいのは利島みたいですね)
  2. 綺麗な海が見れること(本当はダイビングがしてみたかった)
  3. 海中温泉が湧き出ており、海の中の温泉に入れること

それに観光協会さんが作っているホームページがとても見やすく、魅力的だったこともありますね。八丈島ほど遠くはなくて、船で気軽に行ける距離なのもいいですし、青ヶ島のように行けるか、帰れるか、ドキドキするというのも勤め人にはなかなか難しいところです。あまり観光地観光地していない小さな離島で温泉につかりながらゆっくりしたい、というニーズに式根島はぴったりだったのです。付き合ってくれた友人たちには本当に感謝です。

どうやって行けばいいの

式根島には東京の竹芝桟橋からフェリーかジェット船を使っていくことになります。(調布から飛行機で新島にわたることもできるようです)私たちは今回はジェット船に載っていきました。どちらを使うかは好みにもよりますが、朝からめいっぱい式根島を楽しみたい、という人は前の晩にフェリーで東京をでて、翌朝はやくに式根島につくコースがおすすめです。



フェリーは10時間くらいかかるのですが、前日の夜出ることで、寝ている間に式根島についてしまうというわけです。ジェット船は7時半くらいに東京とでて、3時間で到着しますから、10時過ぎには到着。その差2~3時間をどうみるかでしょう。

ジェット船、フェリーともに東海汽船さんのサイトから簡単にWeb予約できます。

東海汽船株式会社 | 伊豆諸島へ行く船旅・ツアー
伊豆諸島への快適な船旅をご提供する東海汽船の公式サイトです。運航状況や時刻表、運賃表、予約方法、空席状況など船のご利用案内から、伊豆大島や新島、式根島、八丈島などの伊豆諸島の観光情報やツアー情報をご案内しています。

ちなみに、Web予約した場合、時間を変更することもできますが、それには一人500円の変更手数料がかかります。新幹線のような感覚で気軽に時間変更すると結構お金がかかってしまうので要注意です。

出発時はあいにくの雨でした。

どこに泊まれるの

式根島にはとてもたくさんの民宿があります。観光協会のホームページがとてもよくできていて、民宿紹介も丁寧なので一度ざっとみてみるといいでしょう。値段も違いますし、食事の有り無しや設備もばらつきがあります。ざっと見みて気に入った民宿があったら、個別のホームページを見るなどして、さらに情報収取。宿に電話をするなどして予約をとりましょう。

ネット予約を受け付けている民宿もありますが、基本的にはメールなどへのレスポンスはあまりよくありませんので、電話をしてしまうので双方にとって効率がいいのでお勧めです。民宿は旅館とは違って、宿の家の生活空間にお邪魔するという感覚に近く、家族経営のため、細かいところまで手が行き届く旅館やホテルなどと同じサービスを求めるのは正しいことではありません。(そう思っていって、がっかりするのはお互にとって良いことではありませんから)

民宿には民宿の良さがあり、宿のご家族との交流などを楽しみながら、礼節をもってお邪魔するようにするとよいでしょう。今回のお宿も、ご家族のお子さんと遊ばせてももらったり、旅館やホテルでは味わえない旅の思い出ができて、とても楽しいところでした。

宿泊した民宿「とうべえ」さん

続きもぜひご覧ください

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