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生粋のノートジプシーがたどり着いた究極のノート
新学期や何か新しいことを学ぼうと思ったときに、ノートを新調する方も多いのではないでしょうか。真新しい何も書かれていないノートを開くと、なんだか気持ちまで新しくワクワクしてきますね。それが高じて、つい、いろいろなノートを買っては、結局使い終わる前に、そのワクワクをもとめて別のノートを買ってしまう、そんな人のことを表現したノートジプシーという言葉まであるほどです。私もかつて(いまも完治したとはいいきれませんが)
立派なノートジプシーでした。いまでは、そのワクワクよりも、手元のすっきり感を優先し、ノートを頻繁に買ったりはしなくなりましたが…。
しかし、そうなってくると、手元に置くノートにはついこだわりを炸裂されてしまうもの。今日はそんなノートジプシーが最後にたどり着いた究極の(?)ノートをご紹介します。
デザインY「EPレコード」
デザインYというブランド名でハンドメイドの革表紙のノートを制作しているこちらのサイト。そこでオーダーメード販売されているのが、このEPレコードです。
版型はほぼA5サイズ。ページ数は約480頁と非常に厚く、表紙は上質な山羊革です。用紙は薄いのですが、万年筆などで書いてもにじみや裏抜けしにくい丈夫な紙が使われています。
表紙は本革(山羊)
こちらが山羊革のアップです。表面の凹凸が細かく、触った感じもしっとりしています。以前は牛革のものもあったように思いますが、いまのHPでは見つけられませんでした。山羊の方が、凹凸が出ている分、頑丈で傷などにも比較的強い印象です。ただし、私は普段は本棚に差し込んでいるので鞄などに入れて持ち歩いた場合はどうなるか、検証していません。
こだわりの用紙
用紙は罫線や白地が基本ですが、オーダー時に相談すれば方眼などにしていただくことも可能(ただ、このオーダーをしたのは数年前になりますから、いまでもそうした対応をしていただけるのかは不明です。まずはご相談ベースで打診してみるのがいいと思います。
ページもたっぷり
ページは先ほども述べたとおり約480頁と非常に充実しています。普通の市販の大学ノートだと30枚(60頁)などのものもありますから、実に8倍。いろいろな用途が考えられます。私は、日常の雑記を万年筆で書いていますが、2~3年たってもまだ書き終わっていません。ちょうど四分の三くらい、書き終わりましたが、次に発注するのはまだ少し先になると思います。
おそらく世の中で販売されているノートの中でももっとも高額な部類に入るのではないかというこのノート。人生の節目に、テーマを決めて購入することをお勧めします。
日記や業務日誌、箇条書きのちょっとリッチなTo-doリストなどに使うのもいいでしょう。読書録や雑想ノートとして使っても雰囲気が出てお勧めです。本革ノートなんて、一冊あるとちょっとワクワクしますよね。これを超えるノートはなかなかないので、ノートジプシーとしてもなかなか浮気はできません(笑)
ちなみに、デザインYさんでは、このほかにも様々なサイズのノートを制作されています、ポケットサイズのものなど、お求めやすいものもありますので、ぜひ見てみてください。