土屋鞄製造所のブライドルレザーの長財布の経年変化をご紹介します。小銭入れがある分、少し厚みがありますが、丈夫なつくりで、ほぼ5年たっても目立った痛みはありません。
上は購入当時の写真です。2012年12月から使い始めて、今年で4年と11カ月。
クリスマスの時期だったことで、おまけに革製のスマホケースも付属しています。付属のブラシは、ブライドルレザーの表面に浮き出てくるブルーム(ロウ)をブラッシングして、余分なものをおとして、なじませてあげるためのもの。
そして以下が、いまの写真です。
表面
肉眼でみると、細かい傷はいくつもありますが、しっとりとしたいいツヤがでてます。手に吸い付くような平滑感で、出し入れもスムーズ。
裏面
裏面には鞄にしまっていたときに何かでひっかいてしまった大きな傷がありますが、5年も使えばそれももうひとつの模様みたいなものです。
開いた部分
気になるといえば、内装のヌメ革の部分の汚れですね。これはこれで経年変化と思えいなくもないのですが、もともとが薄い色だっただけに、その部分とのギャップで少し汚れてみえてしまうところはマイナスポイントです。
購入当初はライトベージュのヌメ革とブライドルレザーのコントラストが美しいのですが、気になる方は、内部も同じブライドルやコードバン、もしくは濃いめの色の革を選ぶ方がいいかもしれませんね。
また、カードと小銭が入ると、やはりちょっと厚いのでスリムスーツの内ポケットにいれるのは、お勧めしません
とはいえ、つくりは質実剛健で、5年使っても目立った痛みもないところはさすが土屋鞄。6年間毎日ハードに使うランドセルで有名なだけはあります。また、経年をご報告しましょう。