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・書くことが浮かんでいるのを待っていたら更新はできない
ブログを始めるのは簡単ですが、続けるのは難しいと言われています。それはだんだんと書くことがなくなってしまうから。そもそもブログを書こうと思ったときは、書きたいことがたくさんあったという人でも、何カ月も続けるうちに、書くことがなくなり、何か面白いことでもあれば、つまりはネタが見つかったら書こうと思っているうちに、書くことから疎遠になり、だんだんと更新が滞り、更新がないとアクセスが減り、アクセスが減ると更新する気もなくなるという悪循環。
そういう人が陥っている罠はただ一つ
書くことを思いついたらブログを更新しよう、と思っていることです。
ブログを続けるうえで、何より大事なのは定期的に更新すること。日中は勤務がありますから、平日に安定して更新をすることは難しくても、休日にはある程度まとまって更新をする必要があります。
今日は家族から時間をもらって、午前中は喫茶店でゆっくりと書き物をすることができました。使った道具は、以前ご紹介したこちら。
今日は、時に書くことが決まっていなくても記事を書く方法をご紹介します。
・書くカテゴリーを決めてしまう。
まず、最初に、書くと決めた本数分のナンバーをノートに書き出して、どのカテゴリーについての記事にするかを決めます。
まったく書くことを決めていなくても、OKです。勢いで決めてしまいましょう。ブログを更新している方ならいくつかのカテゴリーをわけているはずなので、そのカテゴリーをとりあえずあげてしまってもOKです。
アイデアは鳥かごを用意しておかないとやってこない、という、これは誰の言葉だったか、自分のオリジナルではないことは確かなのですが、どこかで読んだ本に書いてあったことばですが、大枠でもいいので、カテゴリーを用意することが、書くネタを思いつく秘訣です。
例えば、モノについての記事を2つ、日記系を1つ、文章についての記事を1つ、ライフハック系を1つ、とあらかじめ決めてしまうことです。
書くことが浮かぶのをまっていては、いつまでたってもブログを更新することはできません。
・カテゴリーに関連して頭に浮かんだことは何でもノートに書く
ノートはできるだけ大き目のサイズで、ナンバリングもカテゴリーもできるだけスペースをとっておきましょう。書き込みをしやすくするためです。
それから、そのテーマについて思い浮かんだことをなんでも箇条書きで書いていきます。
これを私はアイデアの芋ほりと呼んでいます。
書くことでアイデアは具体化され、それについて、さらに考えが芋づる式にでてくるようになります。この時大事なのは、これを知りたいと思って検索してきた人はどんな情報を知りたいか。
たとえば、モノ系のカテゴリーで「今日持ってきたトートバックについて書く」と決めたら、それについて、読む人が知りたいのは「収納力」か、それとも今日は雨だから「雨の日にヌメ革のバックを使ってシミにならないのか」「シミにしないためにはどうしたらいいのか」「お勧めの防水スプレーについて書いてみるか」という風にメモをどんどん掘り下げていきます。
・基本的な文章スタイルは、問い、答え、具体
ここまできたら次は構成。もっとも基本的なスタイルは
1.問い
2.答え
3.具体(実際にやってみたこと、一次情報)
で並べること。上の例でいえば、
テーマは【ナチューラヌメ革トートバックは雨の日でも使う方法】
構成は、
・トートバック、雨の日はNG?
・お勧めの防水スプレーとその使い方
・実際にそれをつかって水を弾く様子
といった内容になるでしょうか。
・力を入れるべきは「具体」の一次情報
このなかで特に大事なのは3つめの1次情報。他の人にとって、人のブログを読む意味があるのは、その人が経験した内容が知りたいから。他のサイトに載っていたことであれば、他のサイトを読めばいいですし、雑誌にこう書いてあった、このスプレーがおすすめ、らしい、ということであれば、何もそこで読まなくても、大本のサイトを見ればいいはなしです。
逆にいえば、どんなたわいもないことでもそれが、自分が経験した一次情報なら発信する価値のある情報になります。お勧めのスプレーを使ってみたら、「シミになった」「すごい効果だった」という内容は、いま困っていて、その解決策を探している人にとっては有益な情報ですよね。
こうして骨子ができたら、はじめてパソコンを開いて打ち込んでいきます。
まず、カテゴリーを決めてしまう。浮かんだテーマを書き出す。読む人が知りたい内容を骨子に構成を考える。こうした流れをつくってしまえば、3本程度であれば、2時間程度で仕上げることができます。
ぜひ試してみてください。