今日は、投稿につけるブログの記事タイトルのつけ方について、考えてみたいと思います。
Contents
そもそもなぜタイトルが大切なのか?
なぜ、タイトルが大切かというと、直帰率を下げたいから。直帰率とはサイトに着て、1ページだけみてすぐ帰る人の割合です。
ほそぼそとでもブログを運営していると、気になるのがこの直帰率。いま、このサイトは6割くらいですが、これは、サイトを見に来て、他のページをみないでお帰りになる方が6割ほどいる、ということです。
一方で、平均的な1ユーザあたりのPVは2前後。100人の人がきて、60人は1ページだけみていくけれど、残りの40人が2~3ページ見ていってくださっている。
単純化するとこんな感じでしょうか。1日の訪問者と総PVをみても、妥当なところかもしれません。
記事の数を、アクセスに結びつけ、サイト全体を活性化させるにはこの直帰率をターゲット指標として、下げていくための取り組みが必要になります。
繁盛する本屋のつもりで考える
さて、では直帰率を下げるにはどうすればいいのでしょうか。
考えられる方向性、というか対策は2つあります。
1つは、カテゴリーやタグの整備などによる、サイト内の整理。
もう1つがタイトルの工夫です。
これは本屋さんに例えると、わかりやすいでしょう。
書籍売り場の棚のように、ある一定のカテゴリーに同一のジャンルの本が並んでいれば、そのなかの一つの本を探しに来た人が他の本に興味を持って手に取ってくれる可能性が増えます。
しかし、せっかく興味を持ってくれた人の視界にはいっても、背表紙から見えるタイトルに工夫がなかったらどうでしょうか。その人がその本を手に取る可能性は限りなくゼロになります。
ブログの記事は、別に販売しているわけではありませんから、タイトルをみて手に取ってもらえれば、OKです(中身がどうでもいいということではなく、それくらいタイトルが大切ということです)
ですから、どんなタイトルを記事につけるか、というのは、直帰率を減らし、関連記事を読んでいただくためにはとても重要なことなのです。
タイトルにはパッケージワードを使う
さて、ではどんなタイトルがいいのでしょうか。
東洋経済さんなど、参考になるビックサイトはたくさんありますが、私が開きたくなるタイトル、という視点でみていた場合、大事なことは1つだけです。
パッケージワードを使うこと
パッケージワードって何だ?と思いますよね。私の造語です。
定義は「中身を予想させる言葉」
具体的には「理由」「意味」「ポイント」「答え」「教え」「秘訣」「方法」といった単語です。
これらの単語は、抽象度が高く、それだけでは内容がわかりません。
必ず、そのあとに具体的な内容が続きます(というか続くと予想されます)
最後はどうかと思いますが、こうした単語が最後に来るだけで、続きを読みたくなります。
逆に、ダメな例は答えを書いてしまうものや、先に事実を書いてしまうパターン。
など、落ちを出してしまうと、続きが気になりません。ただ、このオチを先に出す手法でも、その内容に意外性があれば、人を引き付けることは可能です。
例えば
肉だけ食べても必ずやせる!
普通、肉を食べると太りそうな気がしますが、その逆を言うことで興味をひく、という手法ですが、これは素人がそう何度もできることではありません。
プロが長年の研究成果をつかって本を出すときなどに使う手法でしょう。それほどの意外性がもちろん、あるに越したことはないのですが、素人の我々の日常にそう転がっているわけではありません。
そうすると、自分にはブログを書くなんて大それたことはできないんだと思ってしまいがちです。
が、そんなことは絶対にありません。
そもそも、個人が自分なりになにはなくとも生きてきたこと自体が、なんらかの意思決定の塊であって、その軌跡はからなず他の誰かの役にたちます。
そういう個人の生活のログが、寿命とともに消えてしまい、他の人に共有されないというのはもったいない。現代のテクノロジーを利用して様々なビジネスや取り組みをスタートすることを巨人の肩にのって、という風に表現するそうですが、それと同じく、個人の取り組みがもっとテキストベースであれ、動画ベースであれ、蓄積され、生かされていくべきだと私は思います。
少し話がそれましたが、だからこそ、いろいろな方にブログを書いてほしいと思います。
そして、その時、読み手を意識すれば、さらにいいものができるのではないかと思うのです。パッケージワードをつかう、というのは、ようは相手思考です。
自分の個人的な経験であっても、それを「私がやった〇〇を簡単にする方法」「今日行った〇〇がおすすめできる(できない)3つの理由」といったタイトルにして、書くだけで、それは他の人の参考になる情報になります。
こうしたタイトルにすることによって、各記事のクオリティも変わってきます。
自分の経験を、パッケージワードを使って記事にするだけで、それは誰かの役にたつ。少なくともその可能性は高まる。本当にそう思います。
パッケージワードをつかってブログを書く、
私も修行中の身ですが、ぜひためしてみてください。