男のベース基地について考える

最近少しご無沙汰していたHail Maryマガジン。久しぶりにブックオフで1冊購入してしまいました。free&easyの時代から編集買いしていた雑誌だったのですが、最近は「古き良きアメリカ」押しが強いことと、もともとその傾向はあったとはいえ、広告がターゲットにする層がハイエンドクラス過ぎて読んでいて「夢も見られない」ほど高嶺の花のお話が多く少し最近ではご遠慮申し上げておりました。

しかし、新型コロナでどこにいくでもなく、かといって「どこにもでかけないとこころがしんどい」というブックオフのテーマにつられて出かけていった先で、久しぶりに見かけた特集は「男のベース基地」。ライフスタイルマガジンの定番テーマでやりつくされた感はありますが、それでも毎回手を変え品を変え、様々な事例を垣間見るのは楽しいものです。

とはいえ、この雑誌が取り上げている「男」たちは、雲上人もいいところで、やはりたやすくまねできるものではありません。しかし、

しかし、こういうわがままぶりというのは観ていて気持ちいのいいものですし、大なり小なり、そういった「自己本位」の部分をどこまで自分の中に残せるのか、生活と折り合いをつけながら、それでもここだけは、という部分を残せるかどうか、というのは人生のなかでとても大きな違いになって表れてくると思うのです。

別に広告にあるようなヘーベルハウスや設計事務所にお願いして、スゴイベース基地をつくらなくても、ここだけは自由に、自分の気ままにできるスペースをもつ、それってとっても楽しいし大事だよね、というのがこの雑誌のメッセージではないかなと(いやほんとは広告みて家建ててくれ、というのが本音かもしれませんが)

その意味では私のベース基地は、「ノート」なのかもしれません。気ままに書けて、何を描いてもOK。場所も取らないし、分不相応なことを書いていても誰にもとがめられません。男のベース基地というのは狭いですが、これくらいわがままで、自分勝手な場所はほかにありません。

う~ん、また定価で買いましょうかね。すみませんでしたブックオフで買ってしまって。編集長。

関連記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク