ゾゾスーツは、2016年6月に出資したニュージーランドのソフトセンサー開発企業と共同開発した。トップスとボトムスに分かれ、伸縮センサーを内蔵。ゾゾスーツを着用した状態でスマートフォンと通信接続すると、体のあらゆる箇所の寸法を瞬時に測ることができる。寸法データはゾゾタウンのアプリに保存され、自身のサイズを確認できるほか、ゾゾタウンで買い物する際にはサイズに合った商品が紹介されるようになる。(以下サイトより抜粋)
今日何気なく、東洋経済オンラインをチェックしていたら、こんな記事をみつけてしまい、即注文。注文が殺到しているようで、一月下旬納品ということですが、いまから楽しみです。
そもそも、自分の体のサイズというのは細かいところは実はよくわかっていません。メジャーではかるのも素人採寸だといまいち不安ですし、腕の長さなんか左右で違ったりするので、正確なところは実はよくわからなかったり。スーツのメジャーメイドなどをすると細かくはかってくれますが、その寸法はあくまでスーツのために計っているので、しいて教えてほしいと頼まなければ、数字として手元に残ることはありません。
かくて、ECサイトで洋服を買うのはちょっと躊躇してしまいます。この前のカナダグースのように事前に下調べして、日本人でいつもアウターがだいたいLサイズなら、MでOKといった具合でざっくりわかっていて、着いてみるまでは大変不安です。
そこへいくとこのスーツではかれば最新の自分の体形がわかり、その採寸と比べれば、ECサイトでの数字上のフィッティングもだいぶらくになります。また、ZOZOタウンなら、測定数字をもとにして、体形にあった、サイジングの服をレコメンドしてくれるようになるそうですから、数字合わせすら必要なくなってしまいます。
きっと近い将来自分の体形のアバターが、洋服を試着してくれる時代もくるでしょう。
ZOZOタウンは、顧客の体形データをつかって、プライベートブランドをつくり、これまで最大公約数の在庫を持つしかないがゆえに、数パターンのサイズしかなかったファッション業界に、オーダーメイド感覚のサイジングPBを広めていく戦略でしょう。
東洋経済の記事にもありましたが、このECサイトのフィッティング革新が、プライベートブランドの在り方までも変えることになるかどうか、注目です。