清澄白河には、元岩崎家の庭園だった清澄庭園がある。この庭園の魅力は、いろいろあるが、最も特筆すべきはその安さと広さだ。最も、という言葉を使っておきながら、2つも上げてしまって申し訳ないと思うが、この2つはとにかく外すことができない。
Contents
広い
岩崎家といえば三菱グループの創業家であり、その私財によってつくられたこの庭園は、東京都内であることが信じられないくらいに広い。ように感じる。単純な面積だけなら、兼六園など広い庭園はたくさんあるが、この清澄庭園は都会のど真ん中に突然現れる開放感が素晴らしい。
入ってすぐ、まだ庭園の全景は見えない。しかし、少しあるくと、そこが小高い丘になっており、大きな池を見渡すことができる。その時の視界の開け方が、とても心地よい。池の周りにはベンチがあり、人がたくさん座っているのだが、入り口からはその人たちは見えない。これも心地いい。
誰もいないような、そんな錯覚にとらわれる。もちろん、池のほとりに置いていって、そこに座ってしまえば、目の前は池だ。また、鯉や亀、カモを眺めてもいい。静かだし、穏やかで非常に落ち着くことができる。
安い
そして、この入園料がなんと大人1枚150円である。
都会の静寂のなかでボケっと考え事をしてもいいし、こんな風にブログの記事を書いてもいい。ボッチパワーを充電するのもいいだろう。
岩崎3代の力がなければ、これだけのものを150円では楽しめない。
別に自分がこんな庭をつくれなくても、150円でこんな時間が手に入るのである。
しつこいが150円です。
休日に、どこかで、充電したいな、と思ったらお勧めのスポットです。
オマケ
公園を散策していると石の上に赤いモノが…。
近づくと…
どうみてもタコさんウィンナー
いったい誰が??
しかし、さらに歩くと、こんな花が!!!
花だったとは!!