式根島へ行こう⑥ 絶景の島めぐり

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絶景の島めぐり ただし遊歩道には要注意

式根島の1日目は温泉めぐりをして終了。二日目は晴天に恵まれたので、島の北側の綺麗だと評判の中の浦海水浴場と神引展望台を見に行くことにしました。

8時半にチェックアウトし、帰りのジェット船がでるのが13時45分。とうべえさんの女将さんのご厚意で、荷物を置かせていただき、13時15分に宿に戻れば港まで送っていただけることに。約4時間半くらいあったので、前日まったく見ていない島の北側を

徒歩で散歩しよう

ということになりました。

しかし、この徒歩、というのが曲者。

島の北側は「遊歩道」があり、中の浦海水浴場も神引展望台もその遊歩道で結ばれています。遊歩道は自転車では入れないそうなので、それもあって昨日はいかずじまい。時間もあるし、レンタサイクルを借りて回るほどの時間もないから、いけるところを徒歩で行こう、と私たちは実に遊歩道を甘く見ていました。

特に、この赤い楕円で囲んだところの遊歩道は、都会の人間が考える遊歩道とはレベルが違います。下の写真はまだましな方で、これが本当に道なのか、

という、私の感覚からいえば、

どちらかというと獣道

といった方がいい感じの道が延々続きます。

式根島観光協会さんのマップをもとにマーキングしています。ちょっと説明が難しいもので地図をそのまま載せさせていただいております。

遊歩道がこちらです

アップダウンも激しく、大人の背丈ではぶつかってしまうような草木も生い茂り、うっそうとした森の中を延々あるく部分もあり、男6人でなければ、間違いなく引き返していたであろうことは間違いありません。

途中に「中の浦〇〇キロ」という表示がなければ本当にこちらであっているのかも不安になります。また、途中は当然街灯などもありませんから、天気が悪かったり曇りであったりすれば間違いなく引き返していたと思います。

20分~30分くらい歩いて、ようやく中の浦海水浴場へ

中の浦海水浴場

絶景「神引展望台」

そのあと、また「これで合ってるんだよね?」と言いながら遊歩道を歩いて、神引展望台へ。まだ20分ほど歩いたでしょうか、突然視界がひらけ、美しい松林が視界に飛び込んできました。

遊歩道から展望台に上る坂に群生する松。この緑のじゅうたんが本当に美しい。

人工物が何もないところに一面の松林で、それまで森の中のような遊歩道を延々歩いてきたこともあって、この眺めには本当に感動しました。

もちろん、展望台本来のウリである湾景もとびきりです。

この神引展望台の裏側には、さらに小高い山があって、岩場を伝っていくとそこまで登ることができます。これがこの山の頂上(厳密にはもう少し高いところがあるようですが)で式根島でもっとも高い場所。伊能忠敬が築いたとされる方角石がおかれており、そこにたって眺める式根島は人工物がまるで見えず、美しい緑と青い海に囲まれた本当に綺麗な島でした。

この眺めだけでも行く価値はあると思います。

このあと、唐人津城などを回りましたが、こちらの遊歩道は、先ほどの神引までの道にくらべてかなり広く、とても歩きやすい道でした。

写真は御釜湾第一展望台

最後に:険しい遊歩道を歩かなくても、大丈夫

最後に、今回ご紹介した神引と中の浦、そんなやばい遊歩道を歩かないといけないの?という疑問がわきそうですが、地図をみていただければわかるとおり、

両方ともすぐそばまで車道が来ています。(なんと獣道歩かなくOK)

実際はレンタサイクルで一番近くの車道までいけば、あとはちょっと歩くだけで、この二大ビュースポットはなんなくいけてしまうのです。

ためしに遊歩道あるいてみるか!時間もあるし、という軽いノリでいった我々が痛い目をみただけ。歩くのに自信のない方は、近くまで自転車でいくことをお勧めします。ただ、神引展望台に遊歩道から登っていくところの松林に出たときの感動は、暗い遊歩道を歩いてきたゆえ、という部分もあったように思うので、チャレンジする形はあるかと思いますね。

唐人津城から、隈の井方面にはいかず、まっすぐ遊歩道をくだって、車道に出てきたのが11時半くらい。2時間半くらいは悠々かかったように思いますが、天気も良く、終わってみればちょうどいいハイキングでした。いや、途中はほんとに不安だったんですけど(笑)

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