廃村に泊まろう 大平宿① 予約編

囲炉裏を囲んで酒を飲む。

そんなことが、現代の日本できる場所がある。

場所は長野県飯田市の「大平宿」

といっても、民宿や古民家居酒屋などではない。

そこは廃村――。

誰も住まなくなった家は傷むのが早くなる。そこで、格安で使ってもらうことで、古民家を保存していこうと考えた地元の保存会が一般に貸し出しているのだ。

ここでは、江戸時代に建てられたといわれる古民家で囲炉裏の火を囲みながら酒を飲む、そんな心躍るイベントの記録を書きとどめ、次に訪れる人たちのための一助にしたいと思う。

予約

古民家の予約は、NPO活動法人「大平宿をのこす会」に電話で行う。

一応ホームページがあり、メールアドレスも記載されているが、こちらのメーラーの不具合なのか、保存会の方はそもそももうこのアドレスを定期的にチェックしていないのか(どちらかというと後者の可能性が高いのではないかと思う)、予約後に照会事項をいくつかメールしたが、返事は一切なかった。結局、電話して聞いたのだが、特にメールにつうての言及はなかった。

予約では、利用予定の日程と、人数、それから、どの古民家がいいかを聞かれる。作られた年代や設備によって「初心者向け」「中級者向け」などに分けられている。(詳しくはサイトで確認できる

今回は、国道に一番近く、江戸時代に建てられたとされている「からまつや」を6人で予約した。

ちなみに、料金は以下のとおり

・1泊(1名あたり)2000円

・協賛金がそれとは別に+300円

・シュラフを借りる場合は1つ1000円

・薪が1束500円

一人3800円を見ておけばOK。寝袋を持っているひとは、2800円だから

素泊まりとはいえ、格安といえるだろう。

【教訓】

・メールではなく、電話で予約すべし

・事前にホームページをみて、どの古民家がいいか決めておくべし。

今日はここまで、次回は持ち物編に続きます。

【おまけ】

東京方面から大平宿に向かう途中に「諏訪湖」があります。

この諏訪湖は、大ヒットした新海誠監督の「君の名は」の作中にでてくる「糸守湖」

のモデルと言われています。

糸守湖より大きいのですが、湖を囲む山々の様子が確かに劇中にそっくり。

はからずも、聖地巡礼が楽しめます。

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