アニメ版『BEATLESS』第22話 感想 「Protocol Love」手に負えない道具は持ち主が手放したらダメなんだ

三鷹のヒギンズ地下施設に向けて侵攻するスノウドロップを阻止するレイシアと、そのスノウドロップをエサにしてレイシアをおびき出そうと待ち構える海内遼とメトーデの三つ巴の戦いとなる第22話。

レイシアと合流するために三鷹に向かっていたアラトも、途中スノウドロップの影響下にあるhIEに襲われたところを遼が率いる市内残存の人間グループに助けられて遼と合流します。

一方mスノウドロップが進軍する先にヒギンズの地下施設があることをしった遼は、最優先でスノウドロップの撃破をメトーデに命令。その隙をつき、アラトの前にレイシアが現れ…。

この回の見どころはメトーデの全力戦闘もそうですが、やはり海内遼と遠藤アラトの舌戦殴り合いでしょう。

「持ち主が諦めたら、”モノ”は本当に僕らの手を離れる。

手に負えない”道具”こそ、見捨てらたダメなんだ」

原作のモチーフにかかわる大切なセリフが、カットされずに本当に良かったです。

アラトはチャラい男の子として描かれ、アニメ版ではその度合いがかなり高まっているので正直、アニメ版だけではこいつに共感することができるのだろうかと思ってはいましたが、レイシアを道具であり、モノとして認識してなお、人間とのパートナーとして、一度は恐れ手放したモノともう一度向き合おうとする姿がしっかりと描かれていました。

レイシアも40番目の超高度AIとしての力をいかんなく発揮し、メトーデを退け、アラトが臨む未来にむけて現実を変えていくために、ブラックモノリスの力を開放させます。

いよいよ物語も佳境、期待が高まります。

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