最近、いろいろなおもちゃがあって、任天堂switchとかスマホアプリとか、子どもむけのゲームものたくさんあります。
確かにそれらも充分魅力的なのですが、最近子どもがはまっている意外なゲームが、考えてみるといろいろな教育要素を備えていることを発見しました。
今日はその意外なレトロゲームのいまと魅力をご紹介します。
そのゲームとはボードゲームの大定番、人生ゲーム。
ルーレットを回して、でための通り進み、職業についたり結婚して家を買ったりしながら億万長者を目指します。
現在では、さまざまなエリアを拡張できる追加エリアが付属したパッケージが発売されています。
この人生ゲーム、大人ももちろん楽しめますが、小学校低学年のおこさんと遊ぶと勉強にもなります。
Contents
お金を使って算数の足し算引き算
人生ゲームは基本的に、出た目に従って自分の駒を進めながら、手持ちのキャッシュや資産を増やしていき、ゴールして資産を清算した時点で一番お金を持っていた人が勝ちというゲームです。
ですから、ゲームのかなでは頻繁にお金のやりとりがあり、お釣りなどで金額を暗算する場面がたくさんあります。30000ドルの家を買うときに、手元に10000ドルしかないから借金20000ドルして、なんてやっていると足し算引き算はもちろん、マイナスの概念もなんとなくわかってしまうのです。
2倍、3倍て掛け算の基礎
足し算引き算の他にも、人生ゲームには、持ち家の金額の2倍払うと、とか、家の3倍の金額で精算、など倍数も出てきます。掛け算を生活のなかで使う機会は子どもの場合まだなかなかありませんが、ほら、これ、掛け算で出きるね、といえば、ああ、あれかと、意識づけできるというわけです。
就職、ランクアップで職業教育
そして、人生ゲームの面白さは職業カード。政治家やエンジニア、今どきは声優、漫画家といったバラエティーに富んだ職業が用意されています。(さすがにYouTuberはまだありません)これらの職業はそれぞれ給料が違って、ランクアップすることで、総理大臣や人気声優など、よりハイスペックや職業へクラスチェンジすることができるのです。
これが、簡単な職業教育になってしまう(笑)ビジネスマンは固定給ですが、フリーターはルーレットをまわして、出た目×1000。ビジネスマンはランクアップで、社長になれるカードもあれば、部長どまりのカードもあって、これは運。いやにリアルです。もちろん、これから20年でこれらの職業がどうなっているかわかりませんが、すくなくとも、いまの社会の世相が反映されています。
職業教育に人生ゲーム。意外とおすすめです。
大人に負けないからやる気が続く
このように、人生ゲームの意外な教育効果をご紹介しました。なかなか子どもだけだと最初はハードルが高いと思いますが、大人が交じってリードしてあげてもいいでしょう。人生ゲームはかなり運の要素が強いので、大人と子どもでも実力差がでずに、楽しめます。
懐かしの人生ゲーム、久しぶりにプレイしてみてはいかがでしょうか。