「サ道のロケ地」 平塚「太古の湯」は本当に整うのか

BSテレ東 ドラマ25「サ道」

違法・脱法を問わず、危ないお薬に手を出したことはない。とくにヘロインなどは一度手を出すとやめることは不可能と聞くと、その恐ろしさにプルプル震えがきてしまうくらいのチキンである。

しかし、ユーフォリア、言葉のいらない世界、(開高先生の書籍にもちゃんとでてくる)とはどのようなものか、興味がないではない。しかし、お薬はいけない。ローンが〇〇年もあるのだ。

ということで、「サ道」の登場である。少し前にブームになったサウナの入り方で、サウナ、水風呂、休憩を3セット繰り返すことで、血流がよくなり脳にドバドバ酸素がいって、〇〇物質がでてしまい、アレと同じ状態、俗にいう「整う」という状態になると「文献」読んだ。

文献で読んだことを実践すべく、平塚「太古の湯」に出撃した。

これは原田泰造さん主演の「サ道」において第5話に登場した


「『湘南ひらつか太古の湯グリーンサウナ』でととのう」のロケ地となったサウナである。

土曜日の昼下がりで、ロケ地とはいえ、イイ感じの人の入り。多くもなく少なくもない。先輩諸氏の作法を観ながらまず1セットめ。ロウリュサウナで汗を流す。設定温度はそれほど高くないようだが、初心者としては椅子は2段目で控えめなポジショニングとした。

10分でまず離脱。水風呂は天然水ということでどくだみのような色をしているが、黄色人種の私はもちろん気にしない。1分我慢して露天風呂と休憩スペースがある屋外へ。ドラマでも紹介されていたが、観葉植物が多く配された中庭のようなスペースで、すでに多くのおっさんたちが「整っている」

ビギナーとして一番はじの肘掛け椅子で休憩にはいったが正直この1セット目がもっとも心地よかったといってよい。少しずつ体に熱が戻り屋外でもまったく寒くない。ぽかぽかとしてまわりのオッサンたちが神々しくみえる。

2セット目は少し、慣れたこともあり、サウナでは上段に腰掛け、テレビで「科捜研の女」をみる。沢口靖子はいつみても美しい。沢口靖子ほどの女優でなければ「〇〇の女」などというご時世難しいタイトルを背負うことはできなかっただろう。渡る世間は鬼ばかりが「幸楽の女」だったらもうホラーかサスペンスである。

あっという間の2セット目。今度は長椅子に横たわる。空が青く澄み渡り雲が流れている。数分後、急激に空の青さが際立つ感覚を覚えるが、これが「アレ」なのか、単に日の加減かはわからなかった。それにしても気持ちよい。

3セット目。サウナの最上段で、最長の15分にトライする。テレビはぽつんの一軒家になっているが、あまり頭に入ってこない。汗がよくでる。しかし、となりのおじさんが自らの汗を楽しむように、ぴちゃぴちゃと音を鳴らしているのが気になり、ホメオスタシスを大いに乱される。それがよくなかったのか、3セット目は長椅子の冷たさが気になり、1、2セット目ほどの際立った感覚はなく終了。

最後に太古の湯に入り直し、体を伸ばして大満足。

帰り道も体は暖かく、平塚の民に感謝の念が沸き起こる。健康的に腹も減り、帰ったら昼寝までしてしまう始末。

ジャンキー的な効果としてはよくわからなかったが、深いリラックスと疲労回復、ストレス解消という意味ではかなり効果が実感できたサ道。ちょっと平塚は遠いけれど、太古の湯、とってもよかったのでまた行きたい。

※写真はサ道画面ショットなので、少ししたら消します。

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