CyberShot RX1が街歩きスナップにおススメな理由とは

SONY DSC

Cyber-ShotRX1を連れて出かけてみました。説明書もろくに読まず出撃したため、AFとDMFの切り替えボタンがどこにあるかも知らずに、ピント合わせに苦労するなど、どこまでも素人ぶりを発揮してしまいましたが、カメラを持ち歩くと歩きなれた場所でも新鮮な視点を味わうことができ、非常に楽しい一日でした。

撮影はRAW。これから現像についても勉強しようと思っているので、その素材集めも兼ねています。

取り込んでみた写真を並べてみると、「おおう、下手だなあ」という率直な感想と、それでも何枚かは一応「観れる」写真を吐き出してくれるRX1の性能に感謝の念が沸き立つ、という気持ちの半々といったところでしょうか。

事前に調べていた通りオートフォーカスの遅さはα7Ⅲに慣れてしまっているとがっくり来るところはありますが、それは比較対象が悪いのであって、我が家のコンデジさんと同等かそれ以上。誰を待たせるわけでもない一人街歩きのスナップなら全く気になりません。

家族旅行などの被写体をお待たせするわけにはいかにシーンなどでは、慣れるまではAUTOにお世話になってもいいかもしれませんね。

しかし、今日持ち歩いて思いましたが、このカメラはシャイボーイにぴったりです。

いやツンデレ向けといってもいいでしょう。

すみません、もう少しお付き合いください、ちゃんとご説明いたします。

どういうことかといいますと、RX1はいかにcyber-Shotの末裔とはいえ、コンパクトデジカメと比べたらかさばるしデカいです。しかし、ストラップにぶら下げて、ひょいと撮るにはぎりぎりセーフ。むしろ、ファインダーをのぞき込まない分、自分としても構えず撮れるので撮影のハードルがぐっと下がります。

あんたのことなんか別に撮りたくてとってるわけじゃないんだからね!!

という感じです。

まってください、もう少し待ってください。

もう大半の読者の方がページを離脱していると思いますが、着いてきてくれた方ありがとうございます。もう少しです。もう少しお付き合いください。

カメラを構える行為って、けっこう恥ずかしいと思うのですよね。これは自意識過剰な人間からすれば、特に、という意味で、堂々と構えている人は逆に尊敬します。カッコいいです。リスペクトします。今後兄貴と呼ばせてください。

どういうことかというと、カメラを構えるということはその時自分とカメラが向かっている対象に、わずかなりとも「執着」していることを表していると思うのですよね。

「自分はこれが気になっています。写真を撮りたいと思うほど気になっています」ということを満天下にアピールしていることになると思うわけです。

一眼は目立ちますから、とくに自分なんかは少し気恥しいわけです。その点、RX1はコンデジくらいの気安さで、まあ取りあえず、という感じでぱちりととれる。それでも実はその対象に十分執着しているので、画は期待したい。

気になるけど、気になっていることを知られるのは恥ずかしい、ツンデレ向けカメラ。

それがRX1ではないかな、と今日は一日ある歩きながらそんなことを考えていました。

(もっと考えることはたくさんあるだろうに)

しかし、それって結局被写体と向き合えていないってことなので、写真の腕としては全然上達しないってことなのだと思うのですが、その辺を突き詰めていくとだんだん苦しくなっていくので、楽しく気楽に、自分が気に入る写真が結構とれたんだから、まあいいじゃん、と思うことにしています。(上遠野浩平さん流に)

※ちなみに、アップした写真はすべてブログ用にリサイズしています

では、また。

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