ミニマスト本がたくさんあるという矛盾

ミニマリスト系の本が本棚にたくさんある、というおかしな事態。

その時点で、ミニマリストではないことがバレバレですが、これだけ読むと、ミニマリストにもいろいろな人がいることがわかります。

全く家には何もない、という人。しぶさんや佐々木典士さんがそれに該当しますかね。もちろん、お二人とも、「何もない」=ミニマリストではない、とおっしゃっていますし、モノがない競争には意味がない、とおっしゃっているので、これはそれを踏まえたうえでの私の考えなのですが、私自身部屋に何にもモノがないミニマリストにはなれない、というかなりたくはないなと思っています。

なぜかというと、モノというのは、もちろん、お金で買うモノ、という消費社会のなかでの商品、という位置づけもありますが、世界中の誰かが作ったモノであって、それを使うことで、自分がこれまで経験したことのない体験ができたり、感情がわいたりする可能性を持っています。

だから、いたずらにモノを遠ざけるというのはちょっともったいない。

ミニマリスト、というのは私の中では「足るを知る人」なのではないかと思います。

自分にとって何が大切で、何がいらないか。それを知っている。

そして必要なモノには、自分が人の役に立った対価としてのお金をつかって、その時間の対価と交換して手に入れ、大切に使う。

吾唯知足(吾ただ足るを知る)

ただ、それを自分にとっての必要最小限で行う。それが私が考える理想のミニマリストの姿です。

これは私の座右のスタンプ。封筒の〆印などに使っています。

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