シンプルライフ整理術

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Contents

1-2 モノを整理する3ステップ

整理とは「必要なもの」と「必要でないもの」を分けること

具体的な整理を始めるまえに、そもそも整理とはどういう意味でしょうか。なんとなく机の中身を整理する、など日常的に使い場合、机のなかに入っているものを綺麗に整える、といった片づけのようなイメージで考える方もいるかもしれませんが、それはどちらかというと「整頓」の概念に近いもので、整理とは異なります。

ここでは、日本のモノづくりの現場で編み出された5Sという概念をつかって、その違いについて簡単に触れておきましょう。

5Sとは、モノづくりの現場で重視されている職場環境の維持・改善のために用いられている合言葉で、それぞれの活動の頭文字をとって5Sと呼ばれています。その内訳は以下のとおり。このなかで整理とは「いるもの」と「いらないもの」を分け、「いらないもの」は捨てることと定義されています。

つまり、整理とは何がいるか、何がいらないか、を明確にし、その判断基準にそって、あるものは手放し、あるものは残す、という意思決定を含む行為なのです。

”こんまり”さんはこの判断基準をときめきに変えたこと

モノを手放すことについては、先達がたくさんの書籍のなかで述べています。最近でもっとも売れた本では、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」という本でしょうか。この本が画期的だったのは、手放すものの基準が「ときめくかどうか」という抜群にシンプルなものだったこと。理屈ではなく、感覚に訴えた点が新しく、特に女性の共感を得て爆発的に広まったものといえます。

 

誰でもカンタンにできる整理の基準

わたしもときめきを基準に整理をすることも考えましたが、男性ということもあり、トキメキだけというといまいちしっくりとこなかったため(笑)モノを整理するにあたっては次の3つの基準で考えてみることにしました。

  1. 使えるか(使えないものはゴミになる)
  2. 使うのか(役割があって使うものは、役割の数だけ取っておく※詳細は後述)
  3. 本当に使ったのか(取っておいて、実際使ったか、感情ではなく時間をおいて事実ベースで判断する)

この3つの基準を回していくことで、とりあえずとっておこう、というモノもだんだんと整理され、身の回りにあるものが減っていき、本当に自分にとって必要なモノだけになっていきます。

1-3 モノを整理するときのコツ

1.モノと役割を一対一の関係にする

さて、たくさんのものを持っていても必ずしも充足に結び付くわけではないことは先に述べました。どんな状態がもっとも満足を得られるのでしょうか。

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