おススメ漫画『ぐらんぶる』を読んでダイビング(飲み屋)に行こう!

表紙を観て買うとだまされる最高の青春マンガ

こうしてアマゾンから表紙を並べてみると、本当に表紙詐欺、という言葉がぴったりですね。もちろんいい意味で。アフタヌーンコミックスの『ぐらんぶる』は、肌色多めの青年コミックス。ただし、男の裸という、もうどうしようもないくらいおバカな青春マンガです。

海沿いの街で一人暮らしを始めた北原伊織は衝撃の大学デビューを果たす。出会ったのは美女とダイビング、そして愛すべき野郎ども! バカを描かせたら天下一品の井上堅二と、裸の若者を描く達人・吉岡公威が繰り出す、酒とノリがあふれる最高のキャンパスライフ!!

アマゾン書籍紹介より

このマンガは一応ダイビングまんがですが、ほとんどダイビングをしていないのではないかと思います。少なくとも第1巻では、主人公は一度もダイビングをしていません。それどころか海に入ってもいないかもしれない。

  

では何をしているかといえば、ひたすら酒ばかり飲んでいます。〇青年のはずの主人公がガンガン飲み飲まされ、最後はかならず全裸、もしくはパンイチ(パンツ一枚)になるという今ではちょっと考えられないくらいお酒にゆるいキャンパスライフ。アマゾンレビューでもありましたが、このマンガを読んで「大学生活を懐かしく思い出す」という年代はおそらく30代オーバー。今時のアルハラ、ダメ絶対、で育った大学生にはちょっと理解しがたいくらいお酒に緩い。

「S・O・S・O・SOSO粗相!」というコールを聞いて「懐かしい」と目頭を押さえて、あの胸焼けまでも思い出される、という世代にドストライクの漫画なのです。(もちろん、お酒は20歳にならなければだめです。アルハラ、ダメ絶対)

美人姉妹が暮らすダイビングショップに下宿して、海辺の大学に通う主人公とその友人で超美形で重度のオタク。そしてマッチョですぐ脱いでアルハラ全開で、ダイビングのことになると超まじめな優しき先輩たち。そしてどこまでも馬鹿なノリとそれをおおらかに包み込んでくれる大学生活という優しい時間。ダイビングはもう、おまけみたいなものですね。

  

頁をめくるたびにこの愛すべきキャラたちの表情、動き、セリフで、最近笑ってなかったのに、思わずスマホを握りしめて笑ってしまう。電車のなかで読むのは要注意。でも、いつでもちょとした時間に読みたくなる。あの大学生活に戻りたくなる。

ちなみに、今日現在ではなんとAmazonでキンドル版1巻が無料で販売されています。恐るべし。

ぐらんぶるは、ちょっと青春から遠のいた30代にこそおすすめしたい最強の青春マンガなのです。ぜひ、電子書籍で読みましょう。

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