キャリアコンサルタント 実技論述対策① 0.3ミリのシャープペンを買う

「0.3ミリシャープペンを買おう」

これだけです。

怒られそうですが、私は本気で、論述対策で悩んでいたのです。

キャリアコンサルタントの論述試験はJCDAであろうが、キャリ協だろうが、いずれにせよ、かなり狭い回答欄に非常に多くの解答の要素を盛り込む必要があります。それは対人支援の仕事として、ケースを読んで解答を書く場合でも「目の前にクライアントさんがいるつもりで」真摯にコンサルタントとしての見立てや、今後の支援の方向性について書かなければならないからです。

つまり、たくさん書くことはありましし、ていねいな支援を考えつく人であれば、書く内容もそれだけ豊かになるわけですが(もちろん、分量が単に多ければ得点が高い、なんてことはないと思いますが)それに対して

答欄が非常に狭い

のです。

いやいや、解答欄に収まる分量でかけばいいじゃない。それが正解の分量だよ、というツッコミがあるかもしれませんが、では正解と思われる解答ってどれくらいの分量なのでしょうか?

これは正直わかっていません。

キャリアコンサルタントの実技試験は面接・論述ともに、正解例や採点基準は公開されていません。ですから、何が正解かは誰にも分らない。これはそうなのですが、私がお世話になったリカレントさんでは、現役の指導レベルの講師の先生たちが「これが正解のレベルに達しているだろう」という解答例を授業の終わりに配布してくださいます。

それがまあ、プリントアウトなのですが、Wordなのか、なんなのかフォントサイズが実に小さい。いわゆるワープロ文字でびっしり書かれているわけです。模範解答例が。しかもそれは、現役の講師の先生方が「これなら満点だろう」と思って詰め込んだ正解の要素を詰め込んだ解答です。

一言一句落とせない(別にそれが唯一解ではないのですが、要素の数としては一つの基準ではあるわkです)

それを自分で、手でかいてみることを想像してみてください。

そんな小さな字書けるか!!

となります。特に私は筆圧も強く、字も結構大きいので、試しに同じサイズの用紙に書いてみましたが0.5行は溢れました。

だからこそ、まずできるだけ細いシャープペンを買って、細かい字をできるだけ早く書くことになれる必要があるのです。

もうそこかよ!というツッコミがきそうですが、実際に解答を作成してみると、本当にスペースがないことに唖然とします。もちろん、0.3ミリのシャープペンを買うことが絶対に必いようなわけではありません。大事なのは、正解と思われる解答例を入手したら、それを正寸の解答用紙に自分の字で書いてみることです。

それが余裕で収まれば問題なし、ぶっちぎるようであれば、意図して小さな字を書く練習をしておくべきです。

私は、急いで書くとどうしても筆圧が強くなり、文字も太くなってしまって読みにくいので、0.3ミリを購入しましたが、そうした工夫も一つの手段だと思います。

皆様の論述対策に少しでもお役にたてば幸いです。

ぺんてる オレンズ 0.3 ブラック XPP503-A(1本入)
by カエレバ