北大路魯山人が「整理道」について語ったなら

そう考えれば、整理と浪費は表裏一体にあることはいわば自明であろう。役割にぴたりとくるモノをいっぺんにぴたりと探り当てることはその道の玄人でもないかぎり、非常に難しい。まず身銭を切って求め、それを使ってみて、自分の求める道に相応しいかを判断することを繰り返すことによってしから、いるといらぬを振り分ける感性は永遠に磨かれないのである。

真に整理の行き届いた人になるためには教養も必要であるし、世間からみれば、浪費とも取れる道を一度は通らねばならない。整理と単に物がすくないことが違うという理由がここにある。

以上、魯山人風整理道でした。もちろん、魯山人先生の著作ではありませんし、その主張まったく故人と関係ありません。

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