CASIO  G-SHOCK G-STEEL 3大特徴をまとめてみた

タフソーラー

さて、次はタフソーラーです。

わずかな光をも動力に変える独自のソーラーシステム。割れにくいフィルム状ソーラーセルの採用し、液晶や印刷などの面積を緻密に計算。6枚のセルを直列につなぐことで、各セルの受光量が同一となるよう設計されている。

カシオ商品サイト http://g-shock.jp/identity/technology/#article2 より

フル充電時点から、ソーラーなしでも7カ月駆動するというカタログスペック。これはもう電池交換もいらなくて夢のようだ、と思ってしまいますが、これもちゃんと調べるとそんなことはありません。

ソーラー充電というの何かこう太陽光を使って無限に使える、というイメージをもってしまいますが、要は「充電式」時計。ということです。

つまり、中に入っている蓄電池にソーラー充電で電気をため、それを使って時計を動かしているということなので、この蓄電池、「二次電池」と呼ばれるものには寿命があるんのです。

携帯電話を繰り返し充電していると、どんどん駆動時間が短くなっていく、という現象がありますが、これは二次電池が劣化していくからです。

そんなときバッテリー交換をすると回復しますが、タフソーラーの電池にもこの意味での電池交換は必要になるのです。カシオのサイトにはこのことはちゃんと記載されています。

二次電池(繰り返し充放電が可能な化学反応を利用した電源用部品)は、ソーラーパネルが受ける光により充電されますので、一次電池のような定期的な電池交換の必要はありません。

ただし、二次電池は長期的なご使用や使用環境により容量や充電効率が低下しますので、充電しても「使用できる時間が短くなった」と感じたときは、修理お申込み先またはお買い上げの販売店にご相談ください

ご希望により保証期間経過後は有料で充電点検調整いたします。

となっています。

ネットでは、

・電池交換は3000円程度

・電池交換まではだいたい5年くらい

という口コミがありました。

個体差もあり、金額については私も経験がないのでわかりません。

ただ、電池交換から解放されてお財布にも優しい!といった話をみかけますが、二次電池交換は存在しますので、少なくともそれはちょっと言い過ぎになるでしょう。

最後は、電波受信機能です。

電波受信機能

これはちょっとオマケです。

この時計の優れたところは、世界各地のホーム都市を設定しておくことで、自動的に電波を受信し、時刻を合わせてくれることころです。これも、世界中どこにいっても、その都市の時間に自動で合うんだろう、と思ってしまいますが、これにも、対象となる都市の範囲があります。(電波が拾える範囲、ということですね)

この電波の及ぶ範囲がカシオのHP上で示されているのですが、その円をみると

ハワイが入っていない

ように見えるんですね。

アメリカ本土はなかなかいく機会がないまでも、今後「ハワイくらいだろう」という超ドメスティックな考えをもっていたので残念に思ったのですが、取り扱い説明書の方をしっかりよむと、「ホノルルとアンカレジは電波の受信範囲外ですが、条件がよいときは受信できます」との記述が。

ハワイでも「条件が良ければ」使えるそうで、安心しました。

ハワイにいく予定なんてないんですけどね。

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コメント

  1. KUROKEN より:

    最近新しいタイプの時計がでたようで、私も知らなかったのですが、
    従来の時計だとワールドタイムは標準時刻が固定です。
    例えばロシアの場合はよく標準時刻が数年に1度と変わるようで、ロシアに時刻合わせるとズレるようです。
    その点を解決したのがスマホリンク機能で、スマホ経由で時計の補正ではなく、時計の設定をアップデートするのでワールドタイムの時計としては理想かと思います。

    まぁ私は海外へ行かないのでシーレーンの時計で十分ですね。大きくて見やすい所が好きです

    • yoshimaru より:

      教えてくださりありがとうございます!スマホリンクとはまた、すごいですね。私も海外にはほとんどいきませんし、いくとしたらハワイですが、しかし、これ、電波入るのだろうかとちょっと調べたときの内容をまとめた投稿でした。こうして新しいことを教えていただけると、とても新鮮です。ありがとうございました。