こういう変化ももちろん経年変化で楽しむべきところといえばそうなのですが、このようなコントラストが気になる人は、使う前にあらかじめリフィールを入れない状態で開いてしばらく日に当てるなどした方がいいと思います。
A5サイズのノートがぴったり
最後に、こんな使い方もできるという例。写真はコクヨのキャンパス方眼ノートA5サイズ80枚を挟み込んだところ。開いて右側の部分にはノートカバーのようなスリットがはいっており、このようにA5サイズのノートを差し込むことができます。80枚のものを使っているが、この状態でもリフィールも十分に入るし、リングとも干渉しません。
システム手帳は基本的フローもストックも両方の使い方ができる便利なものですが、特に時系列で一つのテーマを追いかけたり、おりおりで書き込んでテーマを深めていくときに、綴じのノートの方がまとまりがあって、便利なのも事実です。
そういったときもこのGANZOシンブライドルシステム手帳なら、A5ノートと合体して使うことができるのでその点は非常に便利だといえます。
蝋がなかなか落ち切らず、接地面でこすれて、白い粒粒に
これはこのサイトのほかの記事でも触れているが、このシンブライドルシステム手帳の最大の懸念点はこの白いぶつぶつです。最初はブルームに覆われ、白っぽかった革の表面が、徐々に本来の色を取り戻しつつあるなか、裏表紙の一面にわたって、白いぶつぶつが出現しました。
爪の先でこすると、薄くなっていくこのぶつぶつ。一度ガンゾの本店様で見てもらったのですが、ブルームの残留による、ブライドルレザーでは「あること」とのこと。お送りしたものを丁寧に磨きなおして返送してくださったガンゾ本店様には感謝しかありません。